教員の本

材料工学

材料工学
野浪 亨(工学部教授)著

 固体材料の定義、歴史、分類について述べるとともに、原子間結合から結晶質固体、非晶質固体の構造、固体の構造欠陥、状態図と相平衡、微細構造の発達と、機械的性質との関係および機械的性質の評価方法の概要を解説した大学での材料工学を学ぶためのテキスト。例題、練習問題も収録する。
技報堂出版。2014年4月30日刊。157頁。本体2,600円+税

教育を家族だけに任せない―大学進学保障を保育の無償化から

教育を家族だけに任せない―大学進学保障を保育の無償化から
大岡 頼光(現代社会学部准教授)著

教育費を家族が負担する家族主義のままでは、子ども・若者の能力を伸ばせず、少子高齢化が進む日本の将来が危ない。かつての家族主義から教育費の公的負担へと改革したスウェーデン等の分析を踏まえ、投資効果の高い就学前教育を中心に全教育段階の公的負担を長期的視点から戦略的に見直せば、日本の家族主義も変えうるという社会構想を提示した。
勁草書房。2014年3月30日刊。296頁。本体2800円+税。

ヨーロッパ中世の民衆教化と聖人崇敬―カロリング時代のオルレアンとリエージュ―

ヨーロッパ中世の民衆教化と聖人崇敬―カロリング時代のオルレアンとリエージュ―
多田 哲(国際教養学部教授)著

西ヨーロッパでは、中世初期のカロリング時代において、個人の生活習慣のキリスト教化が進展する。こうした民衆レベルのキリスト教化こそ、ヨーロッパ世界を誕生せしめた主要な前提条件であった。本書は、この時代のキリスト教化の進展を、王権と司教が主導した民衆教化の分析を通して解明する。目下のところ停滞期にある民衆教化研究に、一石を投ずる業績である。
創文社。2014年3月1日刊。550 頁。本体10,000円+税

ポーランドの中の≪ドイツ人≫
―第一次世界大戦後ポーランドにおけるドイツ系少数者教育―

ポーランドの中の≪ドイツ人≫<br>―第一次世界大戦後ポーランドにおけるドイツ系少数者教育―
小峰 総一郎(国際教養学部教授)著

新生ポーランドに残留したドイツ人の、ドイツ語ドイツ文化の教育は困難だった。だが彼らは「ジュネーブ協定」(1922)に基きこれを実現した。著者は国際連盟、ポーランド当局、ドイツ人少数者運動の視座から少数者教育を研究。「主観原理」(ドイツ人である事の表明)は、言語とアイデンティティを尊重する現代国際教育の嚆矢であるとする。
学文社。2014年3月30日刊。290頁。本体4,800円+税

中京大学文化科学叢書15
中国地名カタカナ表記の研究 教科書・地図帳・そして国語審議会

中京大学文化科学叢書15<br>中国地名カタカナ表記の研究 教科書・地図帳・そして国語審議会
明木 茂夫(国際教養学部教授)著

社会科の教科書や地図帳における中国地名は、「天津→ティエンチン」のようなカタカナ現地音表記になっている。これはいつ誰が何のために始めたのだろうか。国語審議会の議事録や戦前の国語国字関連資料からそれを解き明かし、併せて今後の表記の在り方に関する提言も行う。
東方書店。2014年3月25日刊。443頁。本体4,000円+税

運動とスポーツの生理学改訂3版

運動とスポーツの生理学改訂3版
北川 薫(スポーツ科学部教授)著

本書は「体力」を理解するうえで、生理学視点で「必要にして十分」な基礎知識をまとめている。スポーツ科学部生の教科書として2001年に初版が出版され、2009年に第2版、このたびが第3版であり、全国的に定着しつつある教科書である。今回は全体を見直すとともに中枢神経系、高齢者について加筆したことである。本書はまた、台湾にて中国文に翻訳出版されることになっている。
市村出版。2014年4月8日刊。123頁。本体2,400円+税

THE 生徒指導

THE 生徒指導
杉江 修治(国際教養学部教授)他著

本書は、『THE 教師力』シリーズの一冊である。現場教師の実践の手引きとして活用されるものである。生徒指導に関する本は、問題への対応が内容の中心であったが、ここではいかに問題が起きない学校経営をするかという視点も大事にされている。
明治図書。2014年2月刊。71頁。税込1,008円

トレーニングを学ぶ 体育授業における理論と実践

トレーニングを学ぶ 体育授業における理論と実践
下嶽 進一郎(スポーツ科学部助教)編著

トレーニングに関する実技と知識を身につけていくうえで必要な情報を、わかりやすく学ぶことができる。実技編では、ウェイトトレーニング種目を教材とした授業での内容を中心に、学生間での教え合いを育み、トレーニング指導の基本と動作もしっかりと身につくマニュアルにもなっている。理論編では、トレーニングというコトバを中心に、関連ある分野を取り上げて紹介している。体育の授業の中で教科書として使うことができる内容である。
ブックハウス・エイチディ。2014年2月28日刊。172頁。税込1,785円

ハラル食品マーケットの手引き

ハラル食品マーケットの手引き
並河 良一(総合政策学部教授)著

イスラム圏の食品市場の規模は、経済成長を背景に、急速に拡大している。しかしイスラム市場に参入するためには、イスラム教の教義に基づく食品規格であるハラル制度をクリアする必要がある。本書は、ハラル制度について、その概要を解説するとともに、制度についての実務上の疑問に対し、Q&A形式で、わかりやすく説明している。
日本食糧新聞社。2013年11月14日刊。181頁。税込1,575円

地域の学校を貫く研究的実践の文化づくりと授業改善
―犬山市授業研究会2012年度の成果

地域の学校を貫く研究的実践の文化づくりと授業改善<br>―犬山市授業研究会2012年度の成果

協同教育実践資料20

杉江 修治(国際教養学部教授)他監修

本書は、2012年度の犬山市授業研究会に集う教師たちの、一年間の10の研究的実践成果をまとめたものである。2001年から継続してきている犬山市の授業改善は市内の学校を貫く研究的実践文化を作ってきた。その確かな証拠としてこの成果がある。
一粒書房。2013年9月2日刊。328頁。税込2,625円