教員の本

金融の世界史
貨幣・信用・証券の系譜

金融の世界史<br>貨幣・信用・証券の系譜

国際銀行史研究会

入江 恭平(経営学部教授)他著

実体経済の補佐役に徹すべき金融業がなぜ肥大化して経済活動の主役になってしまったのか。通貨・金融の歴史を振り返ると、現在の金融危機を想起させる多くの事例を観察することができる。本書は通貨・金融制度の国際的発展という縦割りの側面と、主要国、新興国における各国固有の歴史的背景という横割りの側面の双方国から金融の歴史を概観し、これらの疑問に答える。金融史など各分野の専門家が執筆した。
悠書館。2012年10月11日刊。528頁。税込4,200円

MIT認知科学大事典

MIT認知科学大事典
長滝 祥司(国際教養学部教授)他編集監事

認知科学とは、哲学、心理学、神経科学、言語学、人工知能、人類学などからなる、人間の心についての総合科学である。本書は、認知科学全般に渡る重要概念を網羅した、ほかに類を見ない事典である。用語解説以外にも、各分野の研究動向を概観する解説文も充実しており、専門家はもとより、他分野の研究者や、これから認知科学を学ぼうとする初学者にもお薦めできる「読み物」となっている。
共立出版。2012年11月25日刊。1480頁。税込39,900円

電気電子工学の学び方

電気電子工学の学び方
輿水 大和(情報理工学部教授)編著

電気電子工学を学び始める学生向けの入門書。2013年開設の電気電子工学科教員を中心に、愛知県内の私学電気電子工学科教員が共同執筆している。1年生春学期の授業「電気電子工学概論」の教科書として使われる予定であり、電気電子工学の全貌を分かりやすく紹介すると共に、限られた話題から電気電子工学の真髄に少しでも触れられるよう工夫されている。
オーム社。2012年10月15日刊。172頁。税込2,625円

自己メディアの社会学

自己メディアの社会学
加藤 晴明(現代社会学部教授)著

「メディアとは自己を仮託する文化装置である」という命題を掲げて、自己論とメディア論をクロスさせるかたちでインターネット社会を再解釈した意欲的試みである。電信、電話、ケータイ、ネットを対象にしながら、ネット社会の特長である〈自己語りの文化〉を、道具・遊戯・救済という著者独自の〈メディア行為の3元図式〉の視点から読み解いている。
リベルタ出版。2012年9月28日刊。254頁。税込2,730円

俳人 橋本鷄二

俳人 橋本鷄二
中村 雅樹(国際教養学部教授)著

本書は、戦後「ホトトギス」において活躍し、「鷹の鷄二」と呼ばれた橋本鷄二の評伝。俳句に殉じた一俳人の生き方を浮き彫りにし、戦後俳句史の一端を明らかにする。鷄二の生い立ち、高浜虚子をはじめ多くの俳人との交流、鷄二俳句の確立、『年輪』の創刊、四誌連合会の結成と解散などについて、資料に基づき詳細に論じられている。
本阿弥書店。2012年9月25日刊。384頁。税込3,500円

植民地
20世紀日本 帝国50年の興亡

植民地<br> 20世紀日本 帝国50年の興亡
浅野 豊美(国際教養学部教授)訳

1997年に出版され、日本での帝国史研究を支える一翼を担った本の新版での復刻。韓国との同時出版。訳者によるあとがき追補が付され、写真も新しいものに刷新。ピーティー教授は、アメリカで日本植民地史研究をリードしてきた人物、スタンフォードのフーバー研究所出身。帝国の起源と展開、植民地思想、政治・経済・社会的統合のあり方、統治構造、植民地在住の日本人と植民地の反応、そして総力戦が帝国に与えたインパクトが論じられている。
慈学社出版。2012年9月10日刊。384頁。税込3,990円

英国王のスピーチ

英国王のスピーチ

名作映画完全セリフ音声集 スクリーンプレイシリーズ162

都築 雅子(国際教養学部教授)監修

映画のセリフとト書き(英語)に、訳と語句の文法解説・背景説明などを加えたお馴染みのスクリーンプレイシリーズ。『英国王のスピーチ』は、アルバート王子(後のジョージ6世、現エリザベス女王の父)が吃音に苦しみながらも国民に信頼される国王へと成長していく様を描いた伝記映画で、アカデミー賞など、世界各国の賞を総なめにした。映画好き、英国好き、英語を勉強したい人にお薦めの一冊。
フォーイン スクリーンプレイ事業部。2012年9月3日刊。159頁。税込1,680円

病気をよせつけない
足をつくる

病気をよせつけない<br> 足をつくる
湯浅 景元(スポーツ科学部教授)著

病気をもたらす要因の1つは、運動不足である。運動不足の状態が続くと、筋力や持久力などの行動体力だけではなく、病気に対する抵抗力である防衛体力も衰えてくる。運動不足になる主な原因は、足の衰えである。足が衰えると運動を十分に行えなくなる。その結果、足はいっそう衰える。いつしか悪循環に陥る。この本は、病気をよせつけないための足をつくる運動や心がけを紹介している。
草思社。2012年8月30日刊。222頁。税込1,470円

身体・性・生
個人の尊重とジェンダー

身体・性・生<br> 個人の尊重とジェンダー
來田 享子(スポーツ科学部教授)他編著

身体や性に関する事柄は、ごく個人的なものであるが、それについての判断や決定は、ジェンダー・バイアスや家族関係、社会制度との関係を切り離しにくい。 医学、法学、教育学、スポーツ科学、社会学等の専門家達が、個人の人格の尊重 という観点から、医療・科学技術の発展の中で揺れ動く身体、性、生に関わる新 しい権利や選択の内容にアプローチした論文集。
尚学社。2012年8月20日刊。302頁。税込4,200円

改革の合いことばは協同

改革の合いことばは協同

協同学習叢書10

杉江 修治(国際教養学部教授)著

日本各地で始まってきている授業改善の試みでは、そのほぼすべてで「学び合い」が組み入れられている。ただ、手法としての学び合いでは、今めざすべき学力の達成は難しい。そういった活動の基盤に「協同」の原理が置かれなくてはいけない。本書は、授業改善にとどまらず、地域ぐるみの教育改革に協同原理を導入する挑戦を続けてきた著者の、基本的な考え方を、実践に即して示したものである。
一粒書房。2012年8月18日刊。144頁。税込1,400円