教員の本

刑事法の基礎【第2版】

刑事法の基礎【第2版】
平川 宗信(法学部教授)著

約4年前に公刊された本書の改訂版。刑法・刑事訴訟法等の刑事法の原理・原則を歴史・思想に遡って解明し、現在の立法・解釈問題に展開している。初版以後の法改正や裁判員裁判の開始等の変化を取り込み、さらに充実した。初学者から法科大学院生までが刑事法をより深く理解するためのテキストに好適である。
有斐閣。2013年3月30日刊。348頁。税込3,045円

資源エネルギー政策をめぐる日豪関係

資源エネルギー政策をめぐる日豪関係
並河 良一(総合政策学部教授)著

オーストラリアと日本は、資源の投資・貿易を通して、良好な相互依存関係を築いてきた。近年の経済事象―(1) 中国の経済成長、(2) 東南アジアの経済成長、(3) 地球温暖化対策、(4) 原子力発電事故―が、オーストラリア資源の需給、日本・オーストラリアの関係に与えた影響を明らかにしている。日本の採るべき資源エネルギー政策についても述べている。
日本経済評論社。2013年3月7日刊。268頁。税込7,875円

学習・発達の心理と教育

学習・発達の心理と教育
杉江 修治(国際教養学部教授)著

本書は教育心理学の研究成果に基づき、より的確な児童生徒理解を促すことを図ったものである。さまざまな課題を抱える教育の現状に対して、心理学的な成果をどのように適用していくかの視点も示している。ここではまた、教職課程で学ぶ学生の学習も視野に入れた記述にも心がけている。
一粒書房。2013年3月3日刊。147頁。税込1,500円

坐著、躺著、站著都能做運動
超神奇長壽健康操

坐著、躺著、站著都能做運動<br>超神奇長壽健康操

每天5分鐘,讓你遠離老、病、痛!

湯浅 景元(スポーツ科学部教授)著

この本は、日本で出版した拙書『ピンピンコロリ体操~生涯寝たきりにならないために~』(世界文化社)を北京語に翻訳されて台湾で出版されたものである。生涯寝たきりにならない、という健康観は台湾の多くの人たちも望んでいることである。この本では、ピンピンコロリ体操の具体例とその科学的根拠を分かりやすく紹介している。
新自然主義幸福緑光股份。2013年2月刊。135頁。250元

金融の世界史
貨幣・信用・証券の系譜

金融の世界史<br>貨幣・信用・証券の系譜

国際銀行史研究会

入江 恭平(経営学部教授)他著

実体経済の補佐役に徹すべき金融業がなぜ肥大化して経済活動の主役になってしまったのか。通貨・金融の歴史を振り返ると、現在の金融危機を想起させる多くの事例を観察することができる。本書は通貨・金融制度の国際的発展という縦割りの側面と、主要国、新興国における各国固有の歴史的背景という横割りの側面の双方国から金融の歴史を概観し、これらの疑問に答える。金融史など各分野の専門家が執筆した。
悠書館。2012年10月11日刊。528頁。税込4,200円

MIT認知科学大事典

MIT認知科学大事典
長滝 祥司(国際教養学部教授)他編集監事

認知科学とは、哲学、心理学、神経科学、言語学、人工知能、人類学などからなる、人間の心についての総合科学である。本書は、認知科学全般に渡る重要概念を網羅した、ほかに類を見ない事典である。用語解説以外にも、各分野の研究動向を概観する解説文も充実しており、専門家はもとより、他分野の研究者や、これから認知科学を学ぼうとする初学者にもお薦めできる「読み物」となっている。
共立出版。2012年11月25日刊。1480頁。税込39,900円

電気電子工学の学び方

電気電子工学の学び方
輿水 大和(情報理工学部教授)編著

電気電子工学を学び始める学生向けの入門書。2013年開設の電気電子工学科教員を中心に、愛知県内の私学電気電子工学科教員が共同執筆している。1年生春学期の授業「電気電子工学概論」の教科書として使われる予定であり、電気電子工学の全貌を分かりやすく紹介すると共に、限られた話題から電気電子工学の真髄に少しでも触れられるよう工夫されている。
オーム社。2012年10月15日刊。172頁。税込2,625円

自己メディアの社会学

自己メディアの社会学
加藤 晴明(現代社会学部教授)著

「メディアとは自己を仮託する文化装置である」という命題を掲げて、自己論とメディア論をクロスさせるかたちでインターネット社会を再解釈した意欲的試みである。電信、電話、ケータイ、ネットを対象にしながら、ネット社会の特長である〈自己語りの文化〉を、道具・遊戯・救済という著者独自の〈メディア行為の3元図式〉の視点から読み解いている。
リベルタ出版。2012年9月28日刊。254頁。税込2,730円

俳人 橋本鷄二

俳人 橋本鷄二
中村 雅樹(国際教養学部教授)著

本書は、戦後「ホトトギス」において活躍し、「鷹の鷄二」と呼ばれた橋本鷄二の評伝。俳句に殉じた一俳人の生き方を浮き彫りにし、戦後俳句史の一端を明らかにする。鷄二の生い立ち、高浜虚子をはじめ多くの俳人との交流、鷄二俳句の確立、『年輪』の創刊、四誌連合会の結成と解散などについて、資料に基づき詳細に論じられている。
本阿弥書店。2012年9月25日刊。384頁。税込3,500円

植民地
20世紀日本 帝国50年の興亡

植民地<br> 20世紀日本 帝国50年の興亡
浅野 豊美(国際教養学部教授)訳

1997年に出版され、日本での帝国史研究を支える一翼を担った本の新版での復刻。韓国との同時出版。訳者によるあとがき追補が付され、写真も新しいものに刷新。ピーティー教授は、アメリカで日本植民地史研究をリードしてきた人物、スタンフォードのフーバー研究所出身。帝国の起源と展開、植民地思想、政治・経済・社会的統合のあり方、統治構造、植民地在住の日本人と植民地の反応、そして総力戦が帝国に与えたインパクトが論じられている。
慈学社出版。2012年9月10日刊。384頁。税込3,990円