教員の本

大学SD講座1 大学の組織と運営

大学SD講座1 大学の組織と運営
大津正知(教育企画課/秘書部課長補佐)他著

制度や法規など大学職員に必要な知識を体系的にまとめ、個々の業務と全体の活動とのつながりや、ステークホルダーとの関わり方などを現場の職員の視点で具体的に提示する。シリーズ第1巻。

玉川大学出版部。2019年8月20日。約208頁。定価 2,000円+税

対訳 ドイツ語で読む 「若きヴェルターの悩み」

対訳 ドイツ語で読む 「若きヴェルターの悩み」
林 久博(国際教養学部准教授)編著

『若きヴェルターの悩み』は、ゲーテ25歳の時の作品で、1787年に改訂版が刊行された。青年ヴェルターが婚約者のいる女性シャルロッテに恋をし、その想いを綴った書簡体小説で、青春小説として広く読まれつづけている。この対訳本では、改訂版をもとに58場面を精選し、ドイツ語テクストと語注、日本語訳だけでなく読解のポイントも添えた。作品の背景や当時のドイツ語に関するコラム、ゲーテの年譜など付録も収録。朗読CD付。

白水社。2019年7月11日刊。156頁。本体2,400円+税

Critical Perspectives on Global Englishes in Asia

Critical Perspectives on Global Englishes in Asia
James D'Angelo(国際英語学部教授)他著

英国の出版社Multilingual Mattersより出版された国際英語分野に関する論集。タイトルは、同分野の呼称が"World Englishes"から"global Englishes"へ変化しつつあることを反映。本書の目的は、国際語としての英語の利点について配慮しながら、批判的視点から、英語の広がりに潜在する悪影響について考察することである。ダンジェロ教授は、自身が執筆を担当した章において、日本人学生を英語の「学習者」ではなく「使用者」として捉えることが、英語を使用言語とするコンテンツベースの授業 (English as a Medium of Instruction - EMI) にいかなる意味を持つかについて焦点を当てている。

Multilingual Matters社。2019年6月15日刊。207頁。99.95 £.

ケースから学ぶ 高齢者ケアにおける介護倫理(第2版)

ケースから学ぶ 高齢者ケアにおける介護倫理(第2版)
稲葉 一人(法務総合教育研究機構教授)・箕岡 眞子 共著

「介護・在宅」での倫理こそ、本来の"人の尊厳"をもっとも体現するもので、21世紀の倫理・法の原点だという観点から書かれた、「介護倫理」の教科書です。

医歯薬出版。2019年6月10日刊(第2版)。200頁。本体3,400円+税

Theoretical and Empirical Analysis in Environmental Economics

Theoretical and Empirical Analysis in Environmental Economics
中山惠子(経済学部教授)、宮田譲 編著

本書は、経済学部白井正敏教授の退職記念として、企画・刊行されたものである。白井教授の専門は財政学であるが、近年は環境に関する財政問題に関心があったことから、本書は、環境問題に日頃から携わっている経済学、工学、社会学、農学など様々な分野の研究者の論文集となっている。本書は、理論、実証の2部構成をとっており、近年のトピックでもある森林環境税、ノンポイント汚染、大気汚染低減政策、再生可能エネルギーとパワー燃料電池、都市の集積と分散のメカニズムなどを扱っている。

Springer 2019年6月 183頁 ハードカバー114.39€ eBook 91.62€

「パンチ&ジュディ」のイギリス文化史

「パンチ&ジュディ」のイギリス文化史
ロバート・リーチ 著/岩田託子(国際英語学部教授)訳

英国では350年以上つづき知らぬもののない人形劇「パンチ&ジュディ」の歴史・伝統・意義を、学際的知識と演劇実践体験を背景に、豊富な図版とともに説得力をもって語る定番研究書の翻訳。訳者は、「はじめに」では日本における「パンチ&ジュディ」を発端の新劇運動から今日に至る上演・台本を追い、思想家・ノーベル賞作家などとの関係にもふれ、日本の読者の手近に一英国文化を位置づけた。「あとがき」では情報化・グローバル化世界での変容にふれている。カヴァーは北の工業都市での上演風景by L.S.Lowry, 1943.

昭和堂。2019年5月25日刊。344頁。本体3,500円+税

これって個人情報なの? 意外と知らない実務の疑問

これって個人情報なの? 意外と知らない実務の疑問
稲葉 一人(法務総合教育研究機構教授)・阿部 晋也 共著

個人情報保護法が大きく改正されました。法的リスクを過大に考えると、個人情報の有効利用が妨げられ、法的リスクを過少に考えると、リスクが顕在化した場合の企業・個人の損害は甚大なものになります。つまり、正しく怖がるために、正しい個人情報保護法の構造と知識を知らなければなりません。これを、事例・判例と対話で分かりやすく説明した書です。

税務研究会出版局。2019年4月19日刊。190頁。本体1,800円+税

ナチスの教育 ライン地方のあるギムナジウム

ナチスの教育 ライン地方のあるギムナジウム
小峰 総一郎(中京大学国際教養学部教授)著

ワイマール時代に生徒の探究的学習を尊重した中等学校「ドイツ高等学校」は、次第にドイツの失地回復運動の拠点となり、ナチス時代には一層民族主義に傾斜して行く。筆者は、ドイツ西部ライン地方の一中等学校を例に、授業、生徒の活動、教員・父母態勢が挙げてナチズムに一元化してゆく過程と条件を研究して「ナチス教育」像を探った。

学文社。2019年3月25日刊。247頁。本体2,700円+税

創造と模倣 移動芸術論

創造と模倣 移動芸術論
栂正行(国際教養学部教授)著

学習に真似は付き物。芸術でも始めは模倣。しかし模倣行為は何かのきっかけで創造行為に変わる。『模倣者たち』という作品で模倣を語り、結果として創造に辿り着いた作家ナイポールの変化や『わたしたちが孤児だった頃』という作品で伝統の肩にのった作家イシグロの変化の「きっかけ」も日常の積み重ね と確認するにつけ、かれらの営みとわれわれの模倣と創造の類似に思い至り、創造行為への糸口も存外、身近にあると気づく。本書はこうした「きっかけ」が何であるのかを捉えようとする試みだ。

三月社。2019年3月9日刊。244頁。本体2,200円+税

面白いほどわかる!!会計とファイナンスの教科書

面白いほどわかる!!会計とファイナンスの教科書
矢部 謙介(経営学部教授)他著

経営層や経理部において必要とされてきた「会計」や「ファイナンス」も、いまではビジネスパーソンなら知っておきたい必須の知識となりつつある。本書では、これだけは知っておきたい会計&ファイナンスの基礎知識を、複雑な数式をできる限り使わずに説明している。

矢部教授は、特集「組織の目標達成能力を高めるKPIマネジメント」の執筆を担当し、組織の目標達成能力を高めるための方法について解説。

洋泉社。2019年2月28日刊。111頁。本体1,300円+税