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教員の本

引用と借景-文学・美術・映像・音楽と旅の想到
引用と借景-文学・美術・映像・音楽と旅の想到
栂 正行(国際教養学部教授)著

レポートや卒論を書くにあたり先行研究に注を付けながら引用を行うのは学生ばかりではない。文学、美術、映像、音楽、建築、そして屋外のパブリックアートには、引用と借景という語彙で語れる多様な創造行為が潜んでいる。本書は東海道を移動しつつ、屋内外それぞれの時空間でのオブジェのあり様を凝視し、ただのモノやことばがいかなる文脈で創造行為につながり、人の心へと至るかを考える。

三月社。2018年3月9日刊。222頁。本体2,200円+税

社会関係資本の地域分析
社会関係資本の地域分析
埴淵 知哉(国際教養学部教授)編

本書は、地域の視点から社会関係資本(social capital)を考える試みである。社会関係資本は、信頼やネットワークなど人々のつながりを総称する概念として、社会科学の大きな潮流を生み出してきた。この社会関係資本をどのように測り、分析するのか。社会関係資本が豊かな場所はどこなのか。そして社会関係資本はなぜ地域の特性とみなしうるのか。こういった疑問に対して、本書は地理学の視点と方法を用いて答えを探っていく。
ナカニシヤ出版。2018年2月28日刊 176頁 本体3,000円+税

ナースの
ナースの"困った!"にこたえる こちら臨床倫理相談室-患者さんが納得できる最善とは-
稲葉 一人(中京大学法科大学院教授)・板井 孝壱郎(宮崎大学医学部教授)・濱口 恵子(がん研有明病院緩和ケアセンター) 編

臨床で看護師が悩ましく思う看護場面をあげ、看護師からの疑問・相談にこたえるかたちで臨床倫理の専門家が考え方を解説。法的、倫理的のそれぞれの観点から読者に直接語りかけるような語調で展開しているため、レクチャーを受けているような感覚で読み進められる。日々の業務でジレンマを抱えている看護師、患者・家族や多職種との対話を担う看護師必携の一冊。

南江堂  2017年12月25日刊 233頁 本体3,000円+税

カズオ・イシグロの世界
カズオ・イシグロの世界
岩田託子(国際英語学部教授)他著

2017年度ノーベル文学賞受賞を機に高まる関心に応えるべく、かつてカズオ・イシグロを特集した『水声通信』2008年9・10月号が単行本となった。愛読者も多く、研究者も育つなかで、いっそうの受容・理解が日本においても進むことが期待される。所収の「映像にイシグロはなにを見るか」では、脚本執筆・制作者としての一面・映画化自作とのスタンスなど、作家活動初期からの映像界での営みを追い、イシグロの奥行きを示している。

水声社 2017年12月刊。216頁。本体2,000円+税

人工知能原理
人工知能原理
加納 政芳(中京大学工学部教授) ・山田 雅之(中京大学工学部教授)・遠藤 守(名古屋大学大学院情報学研究科准教授) 著

 人工知能アルゴリズムの中でも、特に探索・ゲーム、機械学習、知識表現・セマンティックWeb技術に焦点を絞り、それらを平易に解説した最新の人工知能教科書。読者の理解を助けるため、実際のプログラミングコードも掲載した。

コロナ社  2017年12月15日刊 232頁 本体2,900円+税

Conceptual Shifts and Contextualized Practices in Education for Glocal Interaction
Conceptual Shifts and Contextualized Practices in Education for Glocal Interaction
James D'Angelo(国際英語学部教授)他著

言語学関連書籍出版において世界的に定評あるシンガポールのSpringer社より、「グローカル」教育について最先端の論考を集めた論集が出版された。英語教育や国際英語の枠組みから教育について実践的な考察がなされるとともに、その世界的意義について論じられている。ダンジェロ教授はあとがきを執筆し、各章で論じられた重要な問題点や共通点について総論を述べている。

Springer社。2017年12月1日刊。245頁。

カズオ・イシグロ読本―その深淵を暴く―
カズオ・イシグロ読本―その深淵を暴く―
岩田託子(国際英語学部教授)他著

 2017年度ノーベル文学賞を受賞し注目を浴びる作家へのガイドブックで、コラムや図版を駆使し、多方面からのアプローチを試みている。長崎生まれで5歳の時に父の仕事の関係で渡英し、現在は英国籍の作家であるが、多くの日本人は受賞に親近感を持った。この機会に編纂された手引き中、「『日の名残り』のあとのイシグロと映像」を、2010年代の映画やTVドラマの原作者としてイシグロに出会ったかたに、文学世界へ誘うべく執筆している。

 宝島社 2017年12月8日刊 167頁 本体1,393円+税

乾燥疎開林に謎のチンパンジーを探して-タンザニアあちこち大作戦-
乾燥疎開林に謎のチンパンジーを探して-タンザニアあちこち大作戦-
小川 秀司(中京大学国際教養学部教授)著

 東アフリカのタンザニアは、チンパンジー分布域の端に位置する。その中でも生息地の東限にあたるウガラ地域。そこには、長い乾季の終盤には川の水も干上がってしまう乾燥疎開林(サバンナ・ウッドランド)が広がっている。かつて人類が進化していった舞台の一つで、チンパンジーはどんな暮し方をして生き延びてきたのか。謎につつまれたチンパンジーを探してタンザニア各地を歩きまわった、笑いあり涙ありのフィールド・ワーク(現地調査)の記録。

ユニテ。 2017年11月20日刊 349頁 本体2,500円+税

ゼロから学ぶ 改正・個人情報保護法
ゼロから学ぶ 改正・個人情報保護法
稲葉 一人(法務研究科教授・元判事・民事訴訟法担当) 著

2017年5月末に改正個人情報保護法が全面施行され、今回の改正ですべての企業が適用の対象となった。この法律を理解し、個人情報を適切に保護する体制を作り、個人情報を有効に使える条件を知ることは、情報化時代においてビジネスを展開するうえで必須の能力である。
本書では、改正個人情報保護法について、これまでは対象外であった企業等の方にも理解できるように基礎から解説している。

税務研究会出版局。2017年10月第1版第1刷刊。64頁。本体500円+税

ソシオロジー選書4  -文化・階級・卓越化
ソシオロジー選書4 -文化・階級・卓越化
トニー・ベネット 他著/森田 次朗(中京大学現代社会学部講師)・相澤 真一(中京大学現代社会学部准教授)他訳

「社会学の古典」であるピエール・ブルデューの『ディスタンクシオン』。原書の問題設定・理論・方法を批判的に継承し、質問紙調査とインタビューを組み合わせた社会調査によって、2000年代以降のイギリス社会の分析に応用したのが本書である。「格差」「分断」が叫ばれる日本社会の実情を実証的に分析するための道具立てとしても有用な一冊である。
なお、本書の解説論文を本学所属の訳者たちが学部紀要に執筆しているので、併せてご参照されたい。
https://nc.chukyo-u.ac.jp/gendaisyakai/kiyou/2017/2017_1101_03.pdf

 青弓社。2017年10月26日刊。556頁。本体6,000円+税

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