教員の本

自ら学ぶ力を育む教育文化の創造

自ら学ぶ力を育む教育文化の創造
杉江 修治(教養部教授)責任編集、犬山市教育委員会編著

本書は先進的な教育改革で知られる犬山市が発信した第二弾の著書である。犬山の改革の核心はそこで追求される学力観にあり、一人ひとりの子どもに最適の支援を行うための学校の自立という教育文化の創造にある。改革に携わる実践者を中心に、約60人の執筆者が一致した観点に沿う多様な実践を報告している。
責任編集者の杉江教授は改革の効果を解説した第3部も執筆。
黎明書房。2005年11月20日刊。233頁。税込2,940円。

実務労働法

実務労働法
橋詰 洋三(法務研究科長)著

筆者が昨年秋に上梓した『実務労働法Ⅰ』の姉妹編。集団的労使関係法の体系書で、同法領域の全ての問題をカバーし、重要争点判例のリーディングケースや最新のものをほとんど紹介している。『Ⅰ』と併読すれば、労働法の全体像を体系的に捉えることができるため、学部・大学院、ロースクールの教科書、社会保険労務士の研修教材等に広く活用されている。
社団法人全国労働基準関係団体連合会。2005年11月15日刊。354頁。本体価格3,000円。

故郷へ―帝国の解体・米軍が見た日本人と朝鮮人の引揚げ

故郷へ―帝国の解体・米軍が見た日本人と朝鮮人の引揚げ
浅野 豊美(教養部教授)監修・解説

敗戦後の日本帝国解体の過程は、現代の北朝鮮問題と戦後日韓関係をひもとく原点である。幼い金正日と父の金日成一家の家政婦として信頼された日本女性、華 北と満州からの米軍船舶と日本船員による朝鮮人引揚、日本人の韓国からの追放、北朝鮮から脱出し三八線付近の米軍に収用された日本人難民等々、米軍撮影写 真と編者解説。詳細は朝日新聞夕刊8月13日。    
現代史料出版。2005年9月1日刊。169頁。本体価格3,200円。

40歳からのゴルフ上達エクササイズ

40歳からのゴルフ上達エクササイズ
湯浅 景元(体育学部教授)著

退職後の余暇としてゴルフを楽しみたいと考えている中年が増えている。高齢になってもゴルフを楽しむためには、体力が衰え始める40歳からそれなりの準備をすることが必要である。この本では、毎日の生活の中で普段着のまま、どこでも簡単にできるゴルフトレーニングが紹介されている。さらに、ゴルフ場へ行かなくても行える練習法も示されている。
学習研究社。2005年8月15日刊。136頁。本体価格1,300円。

画像情報処理(Ⅰ)―解析・認識編

画像情報処理(Ⅰ)―解析・認識編
画像情報処理(Ⅰ)―解析・認識編

日本生体医工学会(日本ME学会改称)編集のME教科書シリーズの一冊。デジタル画像処理の基礎(画像変換、デジタル幾何、パターン分類等)から動画解析、可変形状モデル等の最新手法までを学術的かつ平易に解説している。乳房、胸部X線写真やCT像のCADの実例も。技術・研究者、医師、電気・情報工学系の院生、学部生の参考書、教科書を目指す。
コロナ社。2005年7月20日刊。139頁。税込2,730円。

湯浅式 速効ウォーキング

湯浅式 速効ウォーキング
湯浅 景元(体育学部教授)著

著者が長年にわたり研究調査してきた成果、およびウォーキングの実践経験に基づいてまとめた力作である。生理学、バイオメカニクスなどからみたウォーキングの特徴、肥満解消などの目的に応じたウォーキング方法、ウォーキングを補足するエクササイズなどがまとめられている。体育学部生やウォーキングに関心のある人たちに勧められる入門書である。
山海堂。2005年7月15日刊。217頁。本体価格1,600円。

中小企業の政策学―豊かな中小企業像を求めて―

中小企業の政策学―豊かな中小企業像を求めて―

中京大学経営研究双書No.24

寺岡 寛(経営学部教授)著

中小企業政策のあり方を単に経済学から分析するのではなく、総合学としての「政策学」という視点からとらえたのが本書である。著者は、なぜ中小企業政策がうまくいかないのかと最初に問題提起を行い、どうすればうまくいくのかについて、自らの経験を踏まえた上でさまざま視点から論じている。図表など、初心者にも理解しやすい工夫が随所でなされている。
経営学部。2005年6月20日刊。247頁。

健康運動プログラムの基礎

健康運動プログラムの基礎

~陸上運動と水中運動からの科学的アプローチ~

北川 薫(体育学部教授)編著

運動は必ずしも健康増進につながるものでない。本書は健康と運動の関係を明らかにした上で、健康運動についての科学的基礎をまとめている。各項目の執筆は本学大学院体育学研究科運動生理学研究室で研究をまとめた比較的若い研究者で、ほとんどが自分の博士論文を基礎において執筆している。地道な成果の集大成であり、健康運動指導者必携の好著である。
市村出版。2005年6月13日刊。123頁。税込2,310円。

老いない体をつくる―人生後半を楽しむための簡単エクササイズ

老いない体をつくる―人生後半を楽しむための簡単エクササイズ
湯浅 景元(体育学部教授)著

長寿が可能になり、高齢まで生きる人が増えてきた。それにともない、老化を少しでも遅らせたいと願う人も多くなっている。
本書では、老いを遅らせるには体力を維持することが欠かせないこと、および手軽にできる運動を紹介している。”エンジョイ・エイジング(老いることを楽しむ)“を勧めている点は他書にない内容である。
平凡社。2005年6月10日刊。220頁。本体価格760円。

日露戦争研究の新視点

日露戦争研究の新視点
浅野 豊美(教養部教授)共著

2005年は日露戦争百周年の年であり、諸所の企画が目白押しであった。これは小村寿太郎外相の故郷宮崎での国際会議の成果である。日露戦争は日露の戦争に止まらず、朝鮮や中国を戦場とし、欧米列強が日本に援助を与え、アジアの民族運動を刺激し、更に日本人の朝鮮半島移住を飛躍させた等、国際関係を変容させながらその中で展開したことが明らかとなった。
成文社。日露戦争研究会編。2005年5月27日刊。541頁。本体価格6,000円。