教員の本

教師力を高める教師の協同―犬山市授業研究会2009年度の成果―

教師力を高める教師の協同―犬山市授業研究会2009年度の成果―

協同教育実践資料11

杉江 修治(国際教養学部教授)他監修

本書は、2009年度の犬山市授業研究会に集う教師たちの、1年間の7つの研究的実践の成果をまとめたものである。
犬山市内14校から参加した教師たちは、学校を越えた研究交流を重ね、各校にその成果を還流させていく。地域をあげての教師力向上の試みとしても興味深い。
監修者は本学国際教養学部教授。犬山市授業研究会に2001年度から助言を行ってきた。
日本協同教育学会。2010年7月20日刊。196頁。本体2,625円

アジアと日本―検証・近代化の分岐点―

アジアと日本―検証・近代化の分岐点―

中京大学経営研究双書№32

寺岡 寛(経営学部教授) 著

著者の問題設定は、日本近代化の問題点と課題をアジアという視点からとらえ直している点にある。
現在の日本社会の抱える問題点を、日本とアジアとの関わりの近代化史から検証している点に着目したい。
具体的には、日本の政治学者、経済学者、社会学者や作家たちの「アジア論」などに子細に検討を加えている。
経営学部。2010年6月30日刊。205頁。

指導者論―リーダーの条件―

指導者論―リーダーの条件―

中京大学企業研究叢書第17号

寺岡 寛(経営学部教授) 著

わが国で「指導者」論が正面きって論じられたことは多くない。大学でも「指導者」論と冠された講座もさほど多いわけではない。
こうした中にあって、本書は経営学の視点から指導者のあり方とその条件を論じている。事例題材を映画作品にとっているユニークな構成となっている。
企業研究所。2010年5月1日刊。244頁。

Reading Contemporary America

Reading Contemporary America

-15 Critical Views of Culture and Society (問題意識を持って読むアメリカ15のトピック)-

クリストファー・J・アームストロング(国際英語学部教授)、板倉厳一郎 (国際教養学部准教授) 他著

アメリカの映画、ドキュメンタリー番組、あるいは政治家や著名人の発言が、社会的・政治的にどのような意味を持つかという問題を平易な英語で解説した語学教材。専門研究に裏打ちされた内容の密度の濃さ、あるいは政治からポップカルチャーに至る詳細な注において従来の英語教材と一線を画すと同時に、TOEFL iBTのフォーマットに準拠した読解問題など、プラクティカルな英語能力向上にも役立つ。
松柏社。2010年4月1日刊。95頁。本体2,205円

学校文法の語らなかった英語構文

学校文法の語らなかった英語構文

中京大学文化科学叢書11

足立 公也(国際英語学部教授)、都築 雅子(国際教養学部教授)、中川 直志(国際英語学部准教授) 他著

英語の「5文型」は英語初心者向けの指針として有益だが、すべての文をそれに当てはめようとすることで見えなくなってしまうものがある。本書は、学校文法で扱われなかったり、軽く触れられる程度で十分な説明が与えられてこなかった現象や構文を取り上げ、英語文法の豊かさを提示している。言語学を学び始めた人や、英語の文法に興味がある人へ。
中京大学文化科学研究所。2010年3月30日刊。157頁。

成長停滞から定常経済へ

成長停滞から定常経済へ

―持続可能性を失った成長主義を超えて―

河宮 信郎(名誉教授) 編著

米国ドルがリーマン破綻で信用を失墜し、ユーロがギリシャの財政危機発現から急速に弱体化した。結果的に円が強くなったが、その日本はGDPの2倍を超える国家債務の累積に喘ぐ。金融立国路線(米英)・広域通貨圏(EU)・土建立国(日)等の成長戦略が破綻し、一斉に「金融危機と財政危機の悪循環」に陥った。その原因を解明し、環境調和的な定常経済の必然性を説く。
中京大学経済学部付属経済研究所。2010年3月30日刊。205頁。

倫理学の地図

倫理学の地図
長滝 祥司 (国際教養学部教授) 他著

倫理は、とかく煙たがれる。他人は身につけるべきだが、自分では背負い込もうとしないのが、倫理である。しかし、倫理学史と応用倫理学の往還を試みる本書の「倫理空間」を歩んでみれば、古今の倫理的思考には、自分自身の生き方を見つめ直すヒントが幾つもあることがわかる。「生きにくい」とされるいまの社会に歩み出そうとする人に、本書を薦めたい。
(株)ナカニシヤ出版。2010年3月29日刊。289頁。本体2,730円

組織と人材開発

組織と人材開発

中京大学大学院 ビジネス・イノベーションシリーズ

宮川 正裕(総合政策学部教授) 著

人はどんな時に「働きがい」や「生きがい」を感じるのであろうか。
本書では、こうした「やりがい」に関する研究や人と組織のマネジメント等の基本理論について分かり易く解説し、「人の意欲と行動」に関する経営学や心理学等の参考文献を紐解いての考察結果や、イノベーションを創発する人材開発取組み事例等について論述している。
税理経理協会。2010年3月20日刊。196頁。本体2,730円

報道被害とメディア改革

報道被害とメディア改革

―人権と報道の自由の視点から

平川 宗信(法学部教授) 著

刑事法が専門の著者は、名誉毀損罪研究を契機に30年以上にわたってメディア問題に関わり続け、市民団体・NPOの代表としてメディアへの提言、メディア・リテラシー活動、報道被害者への助言活動等を行ってきた。本書は、分かり易く、報道被害の現状・背景・構造等を分析し、人権と報道の自由の両立を目指して、市民の立場からメディア改革を提言している。
(株)解放出版社。2010年3月10日刊。95頁。本体1,200円

保健科教育

保健科教育

改訂第3版

家田 重晴(体育学部教授) 編著

本書は元々、「保健科教育法」のテキストとして作成されたものである。
今回の改訂では、これまでの内容を大幅に精選した上で必要な内容を追加するとともに、後半部分で新たに保健教育の各論に関わる内容を扱っている。そして、そのために10人の先生たちが分担執筆しており、旧版よりも質が格段に向上している。
杏林書院。2010年3月10日刊。207頁。本体2,205円