教員の本

ポスト団塊世代の資産運用

ポスト団塊世代の資産運用
由里 宗之(総合政策学部教授)他著

インターネット「投機」にいざなわれる若年層、金融機関が有望顧客層とする団塊の世代―その間のポスト団塊世代(40~50代)に向けた資産運用ガイド。「貯蓄から投資へ」と喧(けん)伝されるなか、あえて預貯金主体の「勤倹貯蓄」や、自分自身の「人的資本」(仕事能力)を高めるという選択肢、また住宅取得コストや子どもへの金銭管理教育にもスポットライトを当てる。
(社)金融財政事情研究会。2008年3月19日刊。222頁。本体2,600円。

江戸時代の八事山興正寺

江戸時代の八事山興正寺

中京大学経済学研究叢書第16輯

阿部 英樹(経済学部教授)著

中京大学の名古屋キャンパスは、かつての八事山興正寺の境内にある。今年は五重塔の建立から200周年になるが、興正寺の歴史については、あまり知られていない。
興正寺には、江戸時代の書籍や文書が多数伝来し、八事文庫として保管されている。本書は、八事文庫の所蔵文書を紹介しながら、江戸時代における興正寺の歴史を明らかにしたものである。
勁草書房。2008年3月15日刊。464頁。税込5,460円。

グローバル経営と戦略的クオリティ・マネジメント―日本発のグローバル・オペレーションズ・マネジメント―

グローバル経営と戦略的クオリティ・マネジメント―日本発のグローバル・オペレーションズ・マネジメント―

中京大学総合政策研究叢書 No.2

宮川 正裕(総合政策学部教授)著

本書では、グローバルな視野を持って新たな環境に適応するグローバル経営と、経営や組織の質を向上させるクオリティ・マネジメントの戦略性について論じている。日本企業の国際展開動向や成功事例の研究、海外現地法人を対象とする調査結果を踏まえた提言を含む、「日本発のグローバル・オペレーションズ・マネジメント」の研究書として注目される。
総合政策学部。2008年3月11日刊。206頁。

刑事法演習

刑事法演習

第2版

平川 宗信(法学部教授)他編著

本書は、刑法と刑事訴訟法を一体的に学んで刑事法全体を総合的に理解するとともに、裁判での刑事法の働きを理解することをねらった、新しい形の演習書である。今まで多くの法学部・法科大学院で教材として使用されてきたが、初版以来4年が経過した。本版は、初版後の立法や判例の動きを取り入れた、本書の改訂版である。
有斐閣。2008年2月29日刊。338頁。

読解力を育む指導の研究

読解力を育む指導の研究
杉江 修治(教養部教授)監修

本書は能美市立根上中学校の2006年度、2007年度の実践研究をまとめたものである。
読解力という、日本の子どもが国際的に低いといわれる学力領域の充実を、協同学習という、育ち合う学習指導の原理と一体化して研究した本校のアプローチは、極めて有効なものである。
日本協同教育学会。2008年1月11日刊。111頁。税込2,500円。

資本と時間―資本論を読みなおす

資本と時間―資本論を読みなおす

中京大学経営研究双書 No.27

寺岡 寛(経営学部教授)著

本書は現代の経済、社会、文化、国家など資本をキーワードに分析した著作である。副題に資本論とある。マルクスの『資本論』だけでなく、さまざまな論者の資本に関する考察(論)などを対象としている。構成は、資本論、貨幣論、蓄積論、暴力論、文化論、社会論、国家論の七章となっている。市場経済という無色透明化された経済社会の現状と未来を論じている。
経済学部。2007年11月15日刊。307頁。

演習ノート 民法総則・物権法[第5版]

演習ノート 民法総則・物権法[第5版]
橋本 恭宏(法務研究科教授)他編

本書は、民法問題中、何がどういう点で問題となっているか、それをいかに答案構成していくかを明解に示した書物である。特色は、(1)民法総則・物権法から100問選び(2)各問について論点指摘、論文構成の注意をあげ答案例示し、(3)問題の答え方,民法学習の注意点を示す。民法の初学者、現在学習中の方、一応の学習終了者・各種試験受験者にとり役立つと思われる。
法学書院。2007年10月25日刊。203頁。本体1,900円。

カラダと健康 その「常識」は非常識

カラダと健康 その「常識」は非常識
湯浅 景元(体育学部教授)著

スポーツ指導者の中には、誤った知識に基づいてスポーツを指導している人がまだ多くいる。その結果、スポーツを実施している子どもたちに重大な障害を起こさせる事故が起きている。スポーツ指導で見られる代表的な誤った考え方を取り上げ、誤解されている内容を明らかにし、これまでに報告されている研究に基づき正しいと考えられる知識を紹介している。
日本文芸社。2007年9月30日刊。207頁。本体1,200円。

現代国際貿易の諸問題―環境,対外援助,国際間要素移動と不完全競争―

現代国際貿易の諸問題―環境,対外援助,国際間要素移動と不完全競争―

中京大学経済学部付属経済研究所研究叢書第14輯

近藤 健児(経済学部教授)他編著

本書は国際貿易理論が課題とする近年の重要トピックスについての16編からなる論文集である。
執筆者はすべて名古屋大学高等研究院多和田眞教授の学恩を受けた者たちであり、環境、対外援助、国際間要素移動、不完全競争など、多和田教授の幅広い学問的貢献にふさわしく、多岐にわたるテーマが扱われている。
経済研究所。2007年9月25日刊。239頁。

子育てする魚たち―性役割の起源を探る

子育てする魚たち―性役割の起源を探る
桑村 哲生(教養部教授)著

哺乳類では母親が、鳥類では両親が協力して子育てする種が多いのに対して、魚類では父親が担当する種が多い。なぜだろうか。本書では魚類にみられる様々な子育ての方法と社会・配偶システムを紹介しつつ、それらが性役割とどのように関わっているのかを、進化理論を踏まえて検討している。『魚の子育てと社会』(1988年、海鳴社刊)の新装改訂版。
海游舎。2007年8月25日刊。166頁。本体1,600円。