スポーツ科学部金子助教「超異分野学会本大会」ポスター発表で最優秀ポスター賞を受賞

 スポーツ科学部の金子潤助教は3月8、9日、東京・新宿で行われた第8回超異分野学会本大会でポスター発表を行い、前回の大阪フォーラムに続き最優秀ポスター賞を受賞した。

 今大会は「つながる、時間・空間・五感」をテーマに掲げ、IoT、ラストワンマイル、XR、遠隔医療など、これまでつなげられなかったものどうしがつながっていく時代の中で、つなぐことで生まれる価値、それによって社会がどう変化するのか、方法論や技術が勃興している今、未来につながる議論を行うことを目的としている。大会は2日間で1334人が参加し、ポスター発表は137演題であった。

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 金子助教は「人間にとって理想的な足のカタチを考えよう」をテーマに、こどもの発育発達における"はだし教育"や、成人の"はだし生活"の影響について検証した結果をポスター発表で紹介した。

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【金子助教コメント】

 昨秋の超異分野学会大阪フォーラムに続いての連続受賞、大変名誉あることだと感謝しております。

 裸足で野山を駆け回る。私たちの足はそうデザインされています。人間は野生動物であることに立ち還れば、何も不思議なことではありません。自身の経験から、それは不可能ではないことを証明できました。

 そして、足は単なる運動器官ではないんです。足を通して温かさ、冷たさ、痛みなどを感じること。足はテクノロジーの塊であり、大切な人間のセンサーであることもわかってきました。今後は感覚器官としての足の機能についてもエビデンスを構築していきたいと考えています。

 今回の受賞を通して、これからの私たちの生活や医療においてはだしは新たなキッカケになると確信を持つことができました。

 これまで私の研究を見守って下さった皆様、ありがとうございました。

 引き続き、"はだしの人"金子潤にご注目ください。

2019/03/25

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