心理学部高橋康介准教授 The Young Psychonomic Scientist of the Year 2018を受賞

日本基礎心理学会第37回大会 若手オーラルセッションが11月30日、専修大学生田キャンパスで開催され、 心理学部の高橋康介准教授がThe Young Psychonomic Scientist of the Year 2018を受賞した。

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高橋准教授(右)、左は中央大学の山口真美教授

基礎心理学会若手オーラルセッションは、若手会の書類審査を経て選ばれた8人の若手研究者が集い、一人30分間のトークによるプレゼンと質疑応答を行う。観客の投票により、もっとも優れた発表1件を選定し「The Young Psychonomic Scientist of the Year」として表彰するものである。 関係者からは「基礎心理学の天下一武道会」とも呼ばれている、今年で5回目を数えるイベントである。

高橋准教授は「☺は笑っていますか?絵文字の表情認知に関する文化比較研究」というタイトルでトークを行った。

若手オーラルセッションの公式ポスター(©2018日本基礎心理学会研究者特別委員会).jpg
若手オーラルセッションの公式ポスター(©2018 日本基礎心理学会若手研究者特別委員会)

高橋准教授のコメント

 「光栄にもThe Young Psychonomic Scientist of the Year 2018を頂くことができました。これは一緒にやってきた島田さん(帝京科学大学)、大石さん(東京外国語大学)、錢さん(九州大学)たち、そして、我々の目指すところを理解して拾い上げてくれた科研費新学術の多元質感知、顔身体学、さらにはフィールドワークでお世話になったすべての人のおかげです。ありがとうございます。

 現在でも、顔身体学の領域代表山口真美先生には、基礎心理学という枠を明らかに飛び出してしまっている我々の活動を暖かくサポートして頂いております。大変感謝しています。

 また今回は、多くの方々に我々の活動を知って頂くよい機会となりました。『お前は若手なのか?』という声がチラホラ聞こえてきましたが、このような場を与えていただいた若手会の懐の深さに心より感謝いたします。

 この研究は年単位の時間がかかり、またフィールド実験を慎重に進めているので、そんなに高頻度で業績は出ませんが、これからも、少しずつでも新しいことを見つけていければいいと思います。応援よろしくお願いいたします」

 

(本研究に関する共同研究者)

 島田将喜・帝京科学大学生命環境学部准教授

 大石高典・東京外国語大学現代アフリカ地域研究センター講師

 錢琨・九州大学持続可能な社会のための決断科学センター助教

 日本基礎心理学会若手研究者特別委員会ウェブサイト : http://psychonomic.jp/young/

 若手オーラルセッション特設サイト : http://psychonomic.jp/young/ypsoty/

 基礎心若手会公式Twitter : https://twitter.com/JPS_Wakate

 科研費新学術 多元質感知 : http://shitsukan.jp/ISST/

 科研費新学術 顔身体学 : http://kao-shintai.jp/

2018/12/05

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