現代社会学部中原純准教授/日本老年社会科学会で奨励賞を受賞
現代社会学部中原純准教授は6月9日、10日、日本教育会館(東京)で行われた第60回日本老年社会科学会で奨励賞を受賞した。
中原准教授は、2004年ごろから高齢者の心理について研究しており、これまでの研究成果が評価された。
今学会のテーマは「老年学と死生学をつなぐ」。超高齢社会の課題に多領域が協働して取り組む場となることを目的としている。
中原准教授は「高齢者の自己概念と主観的well-beingの関係」と題し、高齢期の社会関係が豊かであることと幸せであることの関係について奨励賞受賞記念講演を行った。
中原准教授は「これまで研究してきたことが認められ、とても光栄です。研究を通して、限られた資源の中で、個人個人が最大限に幸せになるには、どうしたら良いのか考えてきました。また、資源が少なくとも、自分自身に関するちょっとした考え方次第で、幸せになれる。ということを呼びかけていきたい」と話した。