国際教養学部・明木教授が自主制作同人誌を続刊 『オタク的翻訳論 日本漫画の中国語訳に見る翻訳の面白さ』
国際教養学部の明木茂夫教授が『オタク的翻訳論 日本漫画の中国語訳に見る翻訳の面白さ』を2007年から発刊しており、2016年10月には新たに巻14を出した。巻15も発刊を予定している。
オタク的翻訳論 巻14 |
-著書について-
日本の漫画やアニメが海外で人気だと言うが、それは全てその地の言語に翻訳されて受容されているわけである。しかし漫画に出てくる日本語は必ずしも普通の日本語ではない。俗語や言葉遊び、ダジャレ、キャラクター独特の言葉遣い、作品世界独自の用語、元ネタのある表現等々。これらを外国語に翻訳することは必ずしも容易ではない。さらにアニメの場合は声優による吹き替えという問題も加わる。
本シリーズは、そうした日本漫画・アニメの外国語翻訳版をめぐる様々な話題を採り上げ、翻訳というものの難しさや面白さを論じたものである。主に中国語翻訳を用い、また英語やその他の外国語版も随時使用しているが、未習者にも分かりやすいよう解説を加えている。(明木教授)
オタク的翻訳論 巻12 | オタク的翻訳論 巻13 |
『オタク的翻訳論 日本漫画の中国語訳に見る翻訳の面白さ』(自主制作同人誌)
巻一~巻十四(2007~2016、現在続刊中)
東方書店・亜東書店・コミケ等で取扱中
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