長谷川純一工学部教授が電子情報通信学会のフェロー称号
「医用画像認識と多次元画像エキスパートシステムの先駆的研究」が評価される

長谷川教授(左)と井上友二学会長
長谷川教授(左)と井上友二学会長

 

 工学部の長谷川純一教授が電子情報通信学会からフェローの称号を贈呈され、9月18日に福岡工業大学で行なわれた学会ソサイエティ大会において称号贈呈式が執り行われた。

フェロー称号の盾
フェロー称号の盾

 長谷川教授は工学部の前身である情報科学部設立当時から本学をその研究活動拠点としており、今回の称号贈呈理由は「医用画像認識と多次元画像エキスパートシステムの先駆的研究」であった。長谷川教授の研究対象は、画像処理の医療応用分野、画像処理と知識工学の学際分野、および、映像処理のスポーツ応用分野と多方面に亘っており、それらの初期から現在においてまでの貢献が多大であることからの称号贈呈であった。代表的な研究貢献は、医療応用では胸部X線写真や胸部X線CT画像からの肺がん検出システムの開発、知識工学に関してはサンプル画像提示型の画像処理エキスパートシステムの開発、スポーツ応用ではティーム競技の戦略分析のための可視化システムなどである。

 電子情報通信学会は、電気電子、情報、通信をカバーする会員数3万3,000人を超える国内最大の学会であり、本年度の称号贈呈者は37名であった。

電子情報通信学会ホームページでも紹介されています

2013/10/02

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