法学部の古川浩司准教授らが第24回地方出版文化功労賞
著書『日本の国境・いかにこの「呪縛」を解くか』

古川浩司准教授
古川浩司准教授

 法学部の古川浩司准教授らの著書『日本の国境・いかにこの「呪縛」を解くか』が10月22日、第24回地方出版文化功労賞(ブックインとっとり主催)を受賞しました。

 日本の中で国境を意識せざるを得ない3箇所(北方、対馬・竹島、八重山・尖閣)と、そうでない特殊な1箇所(小笠原)を軸に歴史、位置づけ、意識、振興、政策などさまざまな角度から考察と情報提供をしている点が、高く評価されました。

『日本の国境・いかにこの「呪縛」を解くか』

 古川准教授は全9章の中の第6章を担当。「国境地域の挑戦:自治体主導の「国際政策」にむけて」と題し、北海道稚内市、長崎県対馬市、沖縄県石垣市及び与那国町の事例をもとに自治体主導の「国際政策」の背景、現状及びその意義と問題点を論じ、上記地域における「国際政策」の更なる発展のための産・官・学のネットワーク形成を提案しました。
 2010年1月25日、北海道大学出版会発行。税込み1,680円。

2011/10/28

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