ニューノーマルな時代のブランディングを考える

川﨑 南奈さん
総合政策学部 2年

西尾の抹茶をより多くの人に知ってもらうためには?

 抹茶の名産地である西尾市を盛り上げたいと思い、西尾茶協同組合と他大学の学生とともに、経済産業省主催の「全国地域ブランド総選挙」に参加しました。高校時代に茶道部だったこともあり、西尾の抹茶は私にとって身近な存在でした。地域ブランドを考えるために重要だったのが、その土地の歴史や風土を知ること。まずは西尾市の歴史や地形、抹茶の栽培方法、茶業業界の現状について一からリサーチを始めました。そこで、西尾の抹茶のイメージについて調査をしてみると、知名度は高いものの、茶道などで用いられることもあり、ハードルが高いというイメージがある声が多く見られました。"抹茶"についたハードルの高さを覆して、より多くの人に知ってもらうためにはどうすれば良いのか。西尾市の方々と手を取り合いながら考えていく過程を通して、西尾市の未来を切り拓く一助になっているやりがいを実感しました。

発表動画の撮影
発表動画の撮影
川﨑 南奈さん
川﨑 南奈さん

ニューノーマルの現代だからこそエリアレスにコミュニケーション。

 「日常生活で抹茶を取り入れてもらうには」。考えを巡らせてたどり着いたのが、お茶を活用したバスタイムを充実させるアイテムや、eスポーツの目や体の疲れを癒すものでした。こうしたアイデアをさらにブラッシュアップして、より実用性の高い商品やサービスを企画・立案できるようにしていきたいです。また、「全国地域ブランド総選挙」ではInstagramでプロモーションを行うことも大事なプロセスのひとつでした。SNSを活用したプロモーション活動で、エリアレスなコミュニケーションを積極的に行うことが、知名度アップにつながります。グローバルな社会に合わせた地域ブランドの創出をして、ニューノーマルの現代に対応できるよう、起業に向けた土台づくりを行っていきたいと思います。

全国地域ブランド総選挙でのプレゼンテーション
全国地域ブランド総選挙でのプレゼンテーション
バスセットの提案で賞を獲得
バスセットの提案で賞を獲得

2021/03/16

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