経営学部谷口勇仁ゼミ起業家育成プロジェクト"Tongali"主催「アイデアピッチコンテスト」でサポーター賞(三井物産賞)を受賞

 経営学部谷口勇仁ゼミの2年生6人は11月12日、起業家育成プロジェクト"Tongali"主催「アイデアピッチコンテスト」でサポーター賞(三井物産賞)を受賞しました。

 同コンテストは、東海地区(愛知県・岐阜県・三重県)を中心とする大学生らを対象に、自らが温めているアイデアや解決したい課題などを発表してその実現を目指す、アントレプレナーシップを醸成すること目的として開催されています。

 今年は62チームが参加し、予選を通過した19チームが本選に出場しました。谷口ゼミのチームは「故郷(FURUSATO):外国人留学生に向けた故郷の味を運ぶ大学巡回アジア料理キッチンカー事業」をテーマにプレゼンし、サポーター賞(三井物産賞)を受賞しました。

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学生のコメント

  今回コンテストに参加して、リーダー、発表者としての責任感、そしてメンバーをまとめ、引っ張っていくことの大変さを身に染みて感じました。本選は予選会とは雰囲気が全く違い、大勢の前で発表する緊張感と、審査員の心に響くプレゼンをするぞというワクワク感があり、コンテストを楽しむことができました。それと同時に、他チームの発表を聞き、プレゼンにかける熱意や実行力に圧倒され、自分たちの未熟さを突き付けられました。何もかもが新鮮で、とてもいい刺激になり、自分自身とても成長することができました。チームで創り上げることの達成感を味わうことができ、メンバーと協力する大切さを学ぶことができた貴重な経験となりました。

(沖田龍之介)

 私は今回のアイデアピッチコンテストを通じて仲間の重要性を感じました。アイデア出しや話し合いを進めていく中で、異なる視点を持つ仲間と話し合うことで多くのことを学ぶことができ、普段の大学生活では感じることのない刺激を受けました。全てのことがうまくいったわけではなく、予選会では自分達の伝えたいことがうまく伝えられず、悔しい思いをしました。悩んでいる時には仲間だけでなく谷口先生や先輩方からもアドバイスを頂き、発表を完成させることができました。私は本番で発表する役割ではありませんでしたが、発表練習や質問対策をメンバー全員で協力して行ったことでチーム力向上にも繋がったと思います。今回得た学びを糧にこれからの活動に取り組んでいこうと思います。

(赤尾真奈)

 私はこのコンテストを通して、プレゼンテーションの難しさを実感しました。見やすさを意識したパワーポイントや要点をまとめた資料は、自分が予想していた以上に作成が困難でした。根拠にどのような文献が必要か、どこを探せばその情報を得られるかなど、発表する以前の土台を固める作業の重要性や難しさを知ることができました。また、発表する際も、どうやって話せば伝わるか、この発表で何を一番言いたいのかという内容に関することだけでなく、立ち振る舞いや話すスピードという話し方も重要であることを実感しました。このコンテストに仲間と参加することで、自分の課題を明確にすることができました。今後は、見つけた課題をひとつひとつ解決して成長していきたいと考えています。

(江藤彰馬)

 今回このコンテストに参加したことによって、何かを企画し、実行することの難しさを痛感し、自分にとって非常にいい経験になったと感じています。発表するアイデアに説得力を持たせるため、自分たちのチームで考えたアイデアの将来性や継続力等も考えて詰めの甘い部分がないように注力しました。しかし、本選で他の参加チームの発表を見て、新しいビジネスを始めるためには自分たちが想定していたよりも多くの壁を乗り越えなければいけない事を実感しました。今後も、たくさんの人の前で発表する機会があると思うので、その時は今回発表を行った人たちのように堂々と話せるように成長していきたいです。

(亀井唯斗)

 アイデアピッチコンテストを通して、考えること以上に実際に行動することの重要さを学びました。発表するアイデアに対して、どうしたらもっと説得力を持たせられるか、現実味が増すかなど、自分達だけで考えるだけはどうしても足りませんでした。そこで、関連する資料を手分けして調べて整理することで説得力を持たせ、実際に多くの留学生の方々にインタビューをすることで、リアリティを持たせることができました。 また、アイデアを考える段階で、ビジネスチャンスは沢山あると気づく事ができましたし、他大学の学生の圧倒的完成度の発表を見て、自分も負けてられないと思いました。今回のコンテストで得られた成長や学びを無駄にはせず、今後も積極的に活動していきたいです。

(竹中紀夏)

 このアイデアピッチコンテストは私をとても成長させてくれました。大学に入ってから、何かに全力で取り組むことや、チームで協力して1つの目標達成に向かって頑張るという経験ができていませんでしたが、このコンテストに参加することで素晴らしい仲間ができ、その仲間と多くの時間を共有することができました。また、他の学生のプレゼンを聴講して、同じ世代の方々が様々な考えをもっていて、新しいものを作り上げていきたいという熱意と共に参加していることが改めて分かり、とても刺激を受けました。この経験を活かして今後の大学生活を充実したものにしたいです。先生やリーダーをはじめ、最後まで一緒にやり遂げてくれた仲間に感謝しています。

(星屋実咲)

 参考URL

・三井物産

https://www.mitsui.com/jp/ja/

・アイデアピッチコンテスト

https://tongali.net/pitch-contest2022/

・東海テレビによる報道

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