経営学部谷口勇仁ゼミ 起業家育成プロジェクト"Tongali"主催「アイデアピッチコンテスト」でサポーター賞(ICDAホールディングス賞)を受賞

 経営学部谷口勇仁ゼミの2期生7人が11月13日、名古屋大学など東海地区の大学による起業家育成プロジェクト"Tongali"が主催する「アイデアピッチコンテスト」の本戦に出場し、サポーター賞(ICDAホールディングス賞)を受賞しました。

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ICDAホールディングス賞受賞

 
 このコンテストは東海地区(愛知県・岐阜県・三重県)の大学および大阪大学・熊本大学の学部生・大学院生・ポストドクターを対象として、自らが温めているアイデアや解決したい課題などを発表し、実現を目指すマインドの醸成を目的としています。
 予選会では過去最大の53チームが参加し、本戦では名古屋大学・名古屋工業大学・岐阜大学・事業構想大学院大学・名城大学など、予選会を通過した17のチームがプレゼンテーションを行いました。
 谷口ゼミのチームは、日本の大学へ留学を考えているベトナム人を対象としたオンライン留学サポートサービス「道標(みちしるべ)」のプランを提案し、名古屋大学 学術研究・産官学連携推進本部本部長を審査員長とする5人の審査員による審査を受けました。

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チーム集合写真

【学生のコメント】
■チームの代表、発表者として
 同コンテスト出場の経験はすごく刺激的でした。リーダーを託された責任感と、会場の皆さんの前でプレゼンができることの嬉しさが入り交じる中、素晴らしい舞台で発表ができたことは私にとって貴重な経験でした。そして、本選に出場している他チームの発表を聞き、熱量や行動力に圧倒されました。世の中にはもっと熱気に溢れた人がいて、もっと考えている人がいるということを知り、自分の甘さを痛感するとともに刺激を受け、危機感を持つことができました。私はチームリーダーとして活動しましたが、メンバーの積極的な協力が大きな力となったことを実感しています。チーム力が生み出す力を身にしみて感じることができました。

(経営学部2年 野田凌雅)


■私は今回のプロジェクトを通してインタビューの大切さを学びました。これまでは、わからないことがあればすぐにスマホを使って調べ、その情報を鵜呑みにしてきましたが、実際に現場に足を運び、実体験を聞くことでネットには書いていない現場の悩みや苦労を知ることができました。また、実際に自分が見聞する情報についての理解も深まり、自分から周りへ伝えやすくなりました。直接現場を見て聞く大切さをこのプロジェクトを通して知ることができ、これからの生活にも役立っていくと強く感じました。

(経営学部2年 井手拓実)


■アイデアを詰めていく過程でどこを改善したらより良い内容になるのか、どのように伝えれば自分たちのアイデアが上手く伝わるのか悩んでいるときに、先生や先輩方に発表を見てもらうことで、新しい意見や問題点を見つけることができました。知識や経験のある先生や先輩方に発表を見てもらい、第三者としての視点から意見をもらうことで足りない点に気付けるとともに、自分たちで考えたものを客観的に見つめることの難しさに気付くことができました。客観的な意見をもらうことの大切さと、協力していただける感謝の気持ちを忘れずに、これからの活動に取り組んでいきます。

(経営学部2年 上野真白)


■今回のコンテスト出場を経て、発表練習の大切さを学びました。今回私たちは提案の内容だけでなく、発表の完成度にもこだわってきました。ただ何度も発表練習を行うのではなく、「ここはもっとゆっくり話したほうが良いのではないか」、「ガッツポーズをするタイミングが合っていない」など毎回、修正すべき点と良かった点について話し合い、完成度を高めていきました。私は、何度もこだわって練習してきたことが受賞につながったと考えています。また、私は本番で発表する役割はありませんでしたが、チームのメンバーの前で発表練習をしていました。実際に自分で発表してみることで、内容をより深く理解することができ、質問への対応もスムーズにできるようになりました。今後も大勢の人の前で話をする機会があると思いますが、その時には今回のコンテストで発表を行なった人たちのように堂々と話せるようにしていきたいと思います。

(経営学部2年 日下部亨)


■私がアイデアピッチコンテストを通じて学んだことは、実際に集まることの大切さです。チームで同じ目標に向かい、行動していくうえで「全員が集まる」ことがとても大切だと学びました。私が話し合いを進めていく中で、全員が集まれない、途中で抜けてしまうということが度々ありました。たった1人欠けてしまうだけで話し合いをスムーズに進めるということが難しくなってしまいました。今回の経験をふまえ、しっかりと全員のスケジュールを把握し、全員が揃って目標に向かっていくことが重要であるとわかりました。こういったロスをなくすことで、より時間をかけ、より良いものを作ることができる可能性を広げられるのだと思いました。

(経営学部2年 田原晋平)


■私は今回のアイデアピッチコンテストを通して、チーム力の重要性を学びました。私たちはメンバー7人で活動するにあたり、作業をする際は必ず役割分担を行いました。役割分担を行うことで、一人ひとりが自分の課題に集中して取り組むことができ、作業効率を高めることができました。しかし、作業を進めていくうちに、自分だけでは解決できない問題に直面することも多くありました。その時は、すぐにチーム内で情報を共有し、皆で問題の解決策を考えました。7人がそれぞれの視点で問題について考え、意見を出し合い、話し合いを行ったことで、全員が納得できるアイデアを生み出すことができたと思います。一人ひとりが自分の役割に責任を持って行動したこと、そして、常に情報を共有し、メンバー同士で助け合ったことが、チーム力の向上に繋がったのだと考えます。

(経営学部2年 中野ほの夏)


■私はこのコンテストを通して、チーム、自分の成長を感じました。アイデア出し、話し合いを進める中で、議論が進まないことや情報共有が上手くいかないこともありました。そんな時に、チームの士気を高め、私たちを鼓舞してくれたリーダー、自分の役割を認識し主体的に行動したメンバー、的確なアドバイスをしてくださった谷口先生や先輩方、多くの方に支えられてこの賞を受賞することができました。一人では達成できない目標もメンバーがいたから達成できたと思います。今回の活動を通じ、異なる視点を持つメンバー同士で相互に多くのことを学ぶことができたと思います。そして誰かから必要とされ感謝される人になれるよう、得られた成長と学びを糧に今後の活動に活かしていきます。

(経営学部2年 堀場愛淑)

【参考URL】
■ICDAホールディングス(https://www.icda.jp/)
■アイデアピッチコンテスト(https://tongali.net/pitch-contest2021/)

2021/12/15

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