経営学部中村雅章ゼミ 子ども食堂でSDGs食育イベントを企画運営

 経営学部中村雅章ゼミの2・3年生6人は9月20日、NPO法人One Dining Tableが主催する子ども食堂「滝川だんらん食堂」でSDGs食育イベントを企画運営しました。中村ゼミは地域活性化とSDGsへの取組の一環として、昨年度から子ども食堂の運営に協力しており、今年度もイベントを開催しました。会場は、八事日赤のコミュニティースペース「ヤゴトタマリバ」と、中区栄の宋吉寺の2カ所で同時に行われ、学生たちは二組に分かれて運営しました。

写真1(参加した学生)-3.jpg

 今回「SDGsと旬の野菜について学ぶ」をテーマに、遊びを交えて楽しみながら学べるように、クイズ、ゲーム、塗り絵の3つのブースを設け、それぞれ学生たちが分担して運営しました。

写真2(ヤゴトタマリバの会場の様子)-7.jpg写真3(宋吉寺の会場の様子)-4.jpg

■学生たちのコメント

今回実際に自分たちが開催する立場になって、準備や当日のイベント進行の大変さを学びました。子ども食堂を通してスタッフの方やたくさんの子ども達と関わることができて、とてもやりがいを感じました。

(3年 伊藤楓乃)

私はクイズを担当し、子どもたちが積極的に学ぶ姿勢を目にして非常に感銘を受けました。イベント後、子どもたちから「またやってほしい」「楽しかった」などの言葉をもらい、今回の活動の意義を改めて実感することができました。

(3年 岩野桜侑)

2カ所の会場合わせて約30人の小学生に参加してもらい、イベントは大いに盛り上がりました。このイベントを通じて、学校ではあまり教わらない食育やSDGsについて学ぶ機会を、楽しく提供することができたと思います。

(3年 小松俊貴)

子どもたちの笑顔があふれ、温かい居場所を作り出すことができました。また、お弁当づくりやイベント運営を行う中で、普段当たり前にしている食事の大切さを学ぶことができました。

(3年 長瀬花恋)

食堂運営で会える子どもの人数は限られています。多くの子どもたちに手を差し伸べられるよう、子ども食堂という活動を大切に続けていきたいと思いました。

(3年 兵藤大樹)

帰る時間になっても塗り絵をしている子に「続きは家に持って帰ってやっていいよ」と言うと、家に色鉛筆がないから今やりたいといった言葉に驚くこともありました。今後も子ども達が楽しく学ぶ機会になるよう、より良い企画を作りたいです。

(2年 櫛田羽留佳)

■昨年度の活動

経営学部中村ゼミ3年生が子ども食堂の食育イベントを企画、運営

2022/09/29

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