工学部学生が情報処理学会全国大会で学生奨励賞 日照や天候情報を考慮した快適経路案内システム「WeatheReal Map」

 工学部濱川礼研究室の山本玲さん(情報工学科4年)は、3月14日から16日に福岡大学七隈キャンパスで開催された情報処理学会第81回全国大会の学生セッションで経路案内システム「WeatheReal Map」を発表し、学生奨励賞を受賞した。

 学生奨励賞(http://www.ipsj.or.jp/award/taikaigakusei.html)は、大会で発表した学生会員の中から優秀な発表に対し、座長により選ばれ贈呈される賞。

 発表した「WeatheReal Map」は日照および天候情報を考慮した快適経路を提示するシステム。近年、Google Mapを始め経路探索はスマホ等で行う場合がほとんどである。しかしそれらの経路案内システムは建造物の影の情報を考慮しておらず、例えば夏、そのまま歩くと熱中症になる恐れがある。「WeatheReal Map」では、 経路算出の際に建造物の高さから影を計算、天候情報から太陽の位置を計算等することによってユーザーがより快適に移動できる経路を提示することが出来る。

 また、同学会では工学部鈴木常彦研究室の大田健也さん(受賞当時は情報工学科4年/現・工学研究科修士1年)も学生奨励賞を受賞している。詳細記事は以下をご覧ください。

 ■ 工学研究科修士1年太田健也さん 情報処理学会全国大会で学生奨励賞

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(左から)論文共著者の4年岡島聡大さん、濱川教授、山本さん=会場にて=

2019/03/27

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