総合政策学部・桑原ゼミ、法学部・京ゼミ 8大学10ゼミで合同ゼミを実施

 総合政策学部・桑原ゼミ(桑原英明教授)と法学部・京ゼミ(京俊介准教授)は、7月3日、名古屋キャンパスにおいて、8大学10ゼミの計124人で合同ゼミを行いました。参加大学・ゼミは、名古屋大学法学部・荒見ゼミ、名古屋市立大学・三浦ゼミ、浜松学院大学現代コミュニケーション学部・伊藤ゼミ、同志社大学政策学部・入江ゼミ、愛知学院大学総合政策学部・中村ゼミ、愛知学院大学法学部・林ゼミ、椙山女学園大学現代マネジメント学部・高ゼミ、名城大学法学部・高松ゼミでした。
 合同ゼミは2013年から始まり、コロナ禍で中止となってしまった2020年を除き今年で9回目。当初、愛知県内の行政学系のゼミが集まって行われていましたが、昨年からは静岡県の大学が参加、さらに今年は京都府の大学も参加し。過去最大の地域、そして学生数での開催となりました。
 今年のテーマ「地域社会をデザインする」に関する6冊の新書から1つを課題として選択。各ゼミが課題ごとにいくつかの班に分かれて、異なるゼミから3つの班が集まり1チームを組みました。午前から行われた分科会でチームごとに意見をまとめ、午後、2つのグループに分かれて予選の発表会を行い、その後それぞれの最優秀チームが決勝で発表を行いました。決勝では奇しくも同じ新書を課題文献としたチーム同士の対決になり、同じ書籍を基礎としながらも、それぞれ特色ある政策提言が行われ、教員と学生投票により、同点優勝という結果になりました。

学生のコメント

<総合政策学部3年・遠山瑞季さん>
 私にとって全てが刺激的で、消極的にならず様々なことに挑戦することの大切さについて改めて気づく非常によい機会になりました。普段関わることのない他大学の学生の姿勢に後押しされ、一歩踏み出し、行動することができました。特に何度も質問のラリーができた点において成長を感じることができました。

<法学部3年・長屋篤典さん>
 私たちのチームは、『本社は田舎に限る』(吉田基晴著、講談社α新書、2018年)をもとに、サテライトオフィスを活用した地域振興策について検討しました。他大学の学生と対面でコミュニケーションをとり、発表の方法や内容の言葉選びなど、細かい箇所までブラッシュアップすることができ、同点優勝という結果を得ることができました。特に、先を見ながら先手を打っていくことの大切さを実感しました。

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総合政策学部・遠山さんのチームの発表の様子

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法学部・長屋さんのチームの発表の様子

2022/10/18

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