経営学部中村ゼミ生が八事商店街公式ホームページのリニューアルに全面的に協力
経営学部中村雅章ゼミ3年の榎谷政郎さん、奥村芽以さん、柿市桃歌さんは、八事商店街公式ホームページを新しく作り替えるリニューアルに全面的に協力しました。
これまでのホームページ(HP)は掲載内容が古く、レイアウトも一部崩れていたことから改修を必要としていました。HPを訪れた人たちに八事商店街の魅力を伝え、商店街の活性化に繋げたいという思いから、3人は商店街の理事長にHPの更新を提案し、昨年5月からプロジェクトが始動しました。
リニューアルのために、まずは八事商店街振興組合に加盟している全45店舗に対して、最新情報の収集を行いました。お店を1軒ごと回ってインタビュー調査をしましたが、途中からアンケート形式による情報収集も加え、約半年かけて情報収集しました。
その後、HP制作の経験がなかった3人は制作ソフトのWordPressの勉強から始め、ゼミの授業時間だけでなく、各自が自宅などで作業を分担することで、約2か月でHPの基本的な枠組みを完成させました。今後はコンテンツを充実させ、レイアウトやデザインをより見やすくするなどの修正を加えるとともに、訪問者を増やすためのSEO対策を強化します。
このプロジェクトはゼミの後輩に引き継がれ、2~3年計画で最終形のHPを完成させる予定です。
八事商店街の理事長に完成を報告 |
八事商店街公式ホームページ:https://aquakitten560.sakura.ne.jp/wp/
【学生のコメント】
私たちは最初、八事の魅力として歴史に着目し、そのイメージを表現するため、茶色を基調とするレトロなデザインを提案しました。しかし、八事商店街の理事長と打ち合わせをした際、「八事は元気な街なのに、茶色のイメージでは古くさく感じる」と指摘を受け、驚きました。そんな風には思ってもみなかったからです。そこで、八事のキャッチフレーズを「坂と緑と歴史の街、八事」として、緑を基調とする明るいデザインに作り変えました。
デザイン、イメージの良しあしは見る人によって異なるため、自分たちの感覚だけで決めるのではなく、さまざまな人の意見を反映することの重要性を学びました。HP制作を通じた地域活性化の取り組みは、将来公務員を目指している私にとっては、大変有意義な活動となりました。
(経営学部3年 榎谷政郎)
私は、普段利用している八事商店街を活性化させたいと思い、HP制作に取り組みました。
最初は、自分たちでHPを作れるのか不安でした。加盟店の情報収集や、一切知識のないところから始めたWordPressの勉強など大変なことが多くありました。しかし、3人で助け合いながら取り組み、HPが完成した時には達成感を感じました。
今後この活動はゼミで受け継いでいくプロジェクトとなり、その立ち上げに関われたことを嬉しく思います。さらに魅力的なHPにして、来街者が増えること、そして商店街がますます盛り上がることを期待したいです。
(経営学部3年 奥村芽以)
このプロジェクトを通して、HP制作を行う際に必要となる知識を学んだだけでなく、自分たちが活動を行う際に抱えている問題を客観視する力や、その問題をどのようにして解決するのか考える力など、これからの人生で役立つ力が養われたと感じています。また、活動中に多くの方と情報のやり取りをする機会があったため、その情報を毎回しっかりとメンバーで共有することの大切さを感じました。
HPが完成するまでにはたくさんの過程があり、地道な作業が多かったですが、その一つひとつがとても大切なことであると思いました。私たちの作ったHPがたくさんの方に見てもらえたら嬉しいです。
(経営学部3年 柿市桃歌)