経営学部渡辺ゼミ、現代社会学部亀山ゼミSDGs IDEA FORUM 2021で特別賞

 経営学部渡辺丈洋ゼミの学生1チーム(4名)と現代社会学部亀山俊朗ゼミの学生1チーム(4名)が名古屋市立大学さくら講堂で2月26日、「SDGs IDEA FORUM 2021」の最終発表にあたるSDGs IDEA コンテストにおいて、それぞれ特別賞を受賞しました。
 このイベントは名古屋市などが主催し、持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けた名古屋市の地域課題を大学生のアイデアで解決に導くことを目的にしたイベントで、応募した38チームの中から書類選考で選ばれた8チームがファイナリストとして登壇し、アイデアを発表しました。

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経営学部渡辺ゼミ 現代社会学部亀山ゼミ

            

 経営学部渡辺ゼミの遠藤聖子さん、樋江井俊輝さん、山岸世弥さん、新美希実さんによる発表テーマは「外食で食べ残しを持ち帰りやすい環境をつくろう」です。
 外食で食べ残した分を持ち帰ることを促進するため、飲食店にポスターを設置しお客様が持ち帰りをしやすくするとともに、持ち帰り容器も持参してもらうなど、環境にも配慮したアイデアを盛り込み、実現可能性の高い提案として評価されました。

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経営学部渡辺ゼミのプレゼンテーションの様子

【学生のコメント】
■コンテストへの出場は2回目で、1回目は上手くいかないこともたくさんありましたが、今回はその反省を活かして取り組みました。最後まで全員で取り組み、結果を残すことができたことを大変嬉しく思います。

(遠藤聖子)

■メンバーと共に取り組んだ結果、特別賞を頂けたことを嬉しく思います。初めての経験で試行錯誤しながらの活動でした。先生からの助言やチームでの話し合いから、より良いものになるように取り組めたことは、大きな財産になりました。

(樋江井俊輝)

■食品ロス削減の解決策を考えることを通して、ゼミで学んだトヨタ生産方式の現地現物の考え方や無駄を如何にして無くしていくか、いう物事の捉え方を実用できる良い経験となりました。

(山岸世弥)

■コンテストへの挑戦は私にとって刺激になりました。締切日が迫る中、なかなか提案が定まらない時は不安でしたが、妥協せず最後まで納得する話し合いができたことがこの結果につながったと思います。今後に生かせる経験になりました。

(新美希実)

 続いて、現代社会学部亀山ゼミの渥美勇斗さん、太田美耶さん、式佑斗さん、野呂奏音さんによる発表テーマは「子どもにSDGsを広めよう!更なる認知度向上のために」です。これはSDGsの知識について、子供たちが競技の中で楽しく学べるように「SDGs運動会」を主催したもので、スポーツの盛んな中京大学の特色を活かした点や、地域の住民や企業と協同し、まちづくりにつなげるアイデアが高く評価されました。

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現代社会学部亀山ゼミのプレゼンテーションの様子

 参加した学生は「ゼミでの学習を具体的なアイデアにするのは難しかったですが、結果として評価されてよかったです」「コロナ禍でなかなか機会のなかった他大学や自治体、企業のみなさんと交流できてうれしかったです」と話しました。

2022/03/11

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