経営学部齊藤ゼミ キャンパスベンチャーグランプリ中部大会で奨励賞を受賞
経営学部齊藤毅ゼミの学生チームが、第19回キャンパスベンチャーグランプリ中部大会で奨励賞を受賞しました。同グランプリは全国8エリアで開催されており、"学生起業家の登竜門"として知られるビジネスコンテストです。中部大会の応募件数は、少ない年でも100件を超え、多い年だと300件以上の応募があります。
本年度の審査は、新型コロナウィルスの感染拡大を考慮して書類審査およびZoomによるプレゼンテーション審査の二段階を踏み、プレゼンテーション審査は12月16日に行われました。なお、1月28日に予定されていた授賞式は中止となりました。
奨励賞を獲得したチームの学生は、尾関太朗さん、志村知紗さん、都築綾さん、丹羽友希さん(五十音順)。提案したプランは、「HA-BOTAN ~愛知の伝統工芸フェスティバル~」です。
本プランでは、大学生をメインターゲットとして、1つの場所(例:吹上ホールなど)に染物や陶芸など愛知県内の伝統工芸工房を15から20程度集め、家族や友人等の大切な人への贈り物づくりを体験できるフェスティバル(イベント)を開催します。
インタビュー調査やアンケート調査を繰り返す中で、「なんとかして伝統工芸を盛り上げたい!」という思いを強くし、プランの完成度を高めたことが受賞につながりました。
Zoomによるプレゼンテーション審査 |
(左から)丹羽友希さん、都築綾さん、 |
【学生コメント】
■これまで経験したことのない活動で、自分自身戸惑うことも多々ありましたが、齊藤先生始め、ゼミの同期や先輩方、そして班の仲間の協力があったからこそ、ゼミ初挑戦のキャンパスベンチャーグランプリで受賞することができました。大変な時期もありましたが、自分たちで考え、目標に向け努力したからこそ得られた経験だと思います。問題発見から問題解決まで一貫して学ぶことのできる環境がこのゼミにはあり、改めて齊藤ゼミでよかったと実感しています。
<経営学部3年 尾関太朗>
■まず、賞を頂けたことに、連日の議論や作業の中で切磋琢磨しあったゼミのメンバー、そして最後まで最高のプランにするために助言し支えてくださった齊藤先生に感謝しています。この新規事業提案を通して、社会問題に向き合うきっかけにもなり、私の中で大きなターニングポイントとなりました。また、大学生活の中でこのような大きな成果をあげることができ、自信にも繋がりました。
<経営学部3年 志村知紗>
■新規事業計画を通して、問題解決に繋がるプランを考案する難しさを学びました。プラン完成に至るまで、何度も困難に衝突しその度にチームで議論を繰り返しました。10か月ほどプラン完成に時間をかけ、粘り強さや問題解決力が身につきました。入賞できたのは、先生、先輩方、同期、そして伝統工芸職人の方々の協力があったからです。今回得られた経験を今後に繋げていきたいです。
<経営学部3年 都築綾>
■今回、キャンパスベンチャーグランプリに挑戦することはゼミにとって初めての試みで不安もありました。しかし、手強いライバルが多くいる中で、このような賞を頂けたのは、他でもない齊藤ゼミだったからこそ成し遂げられたものだと思っています。長期にわたる大変な活動ではありましたが、この活動を通して得たものは多く、自分たちの新たな成長や自信に繋がる貴重な経験でした。
<経営学部3年 丹羽友希さん>