総合政策学部弘中ゼミ 研究発表大会「インプレ2020」で優良賞、審査員特別賞を受賞

 総合政策学部弘中史子ゼミの2年生は、12月6日に行われた研究発表大会「インプレ2020」の決勝に出場し、2年生チームが対象となる優良賞を受賞した。また、予選で発表したチームが審査員特別賞を受賞した。

 「インプレ」とは、日本大学商学部で開催予定だった日本経済ゼミナールのインター大会主催の「イン」とプレゼンテーションの「プレ」の合成語で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、全国の大学生の研究発表大会が相次いで中止となったことを受けて、同大川野研究室が主催した2020年度限定でオンライン開催するプレゼンテーション大会。全国の大学から9ブロック95チームが参加し、10月の予選を通過した9組(1ブロック1チーム)が12月6日に行われた決勝で発表した。

 決勝進出チームに選ばれて優良賞を受賞したのは、チームFKY'R2(鈴木郁也さん、深谷裕羽さん、伴健太郎さん)の「化粧品業界における試供品のより効果的な配布方法」。

 化粧品業界は激しい競争環境下において売上が伸び悩んでいること、試供品が新製品導入時にリピート顧客獲得において効果があることを背景に、消費者の要望を反映した試供品配布方法を提案するため調査を行った。仮説を立てて消費者アンケートを行い、企業へのヒアリングを実施しながら提案をまとめた。

 また、審査員特別賞に選ばれたのはチームgreen(茂木海渡さん、林隼平さん、毛利仁美さん)の「期間限定メニューの効果的な売り出し方」。

 新型コロナウイルスの影響で飲食店の売上高が減少したことを背景に、「期間限定商品」を問題解決の策として、効果的な売り出し方を研究。アンケートを実施して期間設定の方法や、SNSでの効果的な告知などを調査した。

 

 弘中ゼミチームが受賞した優良賞は、2年生の1位に贈られる賞で、審査員特別賞は出場全チームから9組が選ばれた。そのほか、決勝進出チームの中から最優秀賞、優秀賞、予選ブロックからブロック優勝6組が選ばれた。

 受賞した弘中ゼミ2チームには12月末に楯が贈られた。

HP20210115③.jpg HP20210115④.jpg
優良賞を受賞したFKY'R2 審査員特別賞を受賞したgreen

2021/01/20

  • 記事を共有