工学部・橋本研究室の篠原さん、城さん、青木研究室の大野さんが「動的画像処理実利用化ワークショップ2018」研究奨励賞受賞

 「動的画像処理実利用化ワークショップ2018(DIA2018)」が3月8日、9日、中京大名古屋キャンパスで行われ、橋本学教授研究室の篠原伸之さん(大学院工学研究科1年)と、城亮輔さん(工学部3年)、青木公也教授研究室の大野光津弘さん(同4年)が研究奨励賞を受賞した。

 DIAワークショップは、マシンビジョン、コンピュータビジョン分野における画像処理の実利用に関わる研究・開発の発表、討議、情報交換の場として、毎年日本各地で開催されている。

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(左から)城さん、大野さん、篠原さん

【各受賞者コメント】

●篠原 伸之さん(大学院工学研究科1年)

 発表タイトル:「DNNの中間層の特徴を利用したテンプレートマッチングにおけるパラメータ自動決定手法」

 工場の生産ラインなどで用いられている物体検出技術(テンプレートマッチング)を高精度化する手法を開発いたしました。この手法には、さまざまな分野で話題になっている人工知能(DeepLearning)を利用しているのですが、DIAではその利用の仕方が評価されたのではないかと考えております。今回、このような賞をいただくことができ、大変嬉しく思っております。今後もより良い結果を出せるよう研究に取り組んでいきたいと思います。

●大野 光津弘 (工学部機械システム工学科4年)

 発表タイトル:「多重解像度・多重位相画像を入力とするCNNによる欠陥検出手法の検討」

 深層学習による欠陥検出において、入力データの質は重要です。私は、入力データに対し人の眼球の動きを模した前処理を行い、その結果を用いて欠陥検出する手法を開発しました。このような賞をいただき、研究に対するモチベーションが向上しました。今後は、より一層研究励みたいと思います。

●城 亮輔さん(工学部機械システム工学科3年)

 発表タイトル:「多視点3Dデータに基づく信頼度付き領域統合による機能属性認識の高精度化」

 今回、私は日用品に備わる機能をより高信頼に認識する手法を提案いたしました。将来、生活支援ロボットが家庭に普及し人間と同じように日用品を取り扱うときに、この技術は重要であると考えております。橋本先生ならびに先輩方のご指導のおかげで、このようなすばらしい賞をいただくことができ、より一層研究へのモチベーションが高まりました。これからも、より良い研究にできるよう日々努力していきたいと思います。

【各担当教員コメント】

●橋本 学教授

 画像処理分野の重要なワークショップであるDIA2018、しかも今回は本学で開催されたこともあり、当研究室から院生の篠原君と学部3年生の城君の両名が受賞できたことはまことに喜ばしく、また同じ学科の青木研究室からも大野君が受賞するという結果となり、すばらしい成果であると思います。今回の受賞は、いずれも、現在重要視されている人工知能とロボットに関係するものであり、今後の新しい産業に関わる技術です。回の受賞を糧として、さらに次の大きな飛躍のためにがんばってもらいたいと思います。

●青木 公也教授

 AI技術を製品の外観検査に応用する研究で、一朝一夕にはいかない難しいテーマでしたが、大野君が学部4年生の卒業研究として約1年間に渡って取り組んできた成果が対外的にも評価され、研究室指導教員として大変うれしく思います。彼は今春から大学院修士課程に進学し、当研究室において研究開発を継続しますが、益々の活躍を期待します。大野君、おめでとう!!

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