経済学部中山惠子ゼミ/「あそべるとよたDAYS」に参加
私たち経済学部中山惠子ゼミは、11月26日に豊田市役所様のご協力のもと「あそべるとよたDAYS」にゼミ生30人で参加させていただきました。このプロジェクトは、豊田市駅周辺を賑わいのある場所にし、愛着を持てるまちにしようというコンセプトのもと行われています。私たちは、ゼミ生全員で一つのことを成し遂げたいという想いと老若男女問わず豊田市民の方に楽しんでもらいたいという想いでこのプロジェクトに参加させていただきました。
今回私たちは、豊田市駅周辺のスペースをお借りし、2チームに分かれ、それぞれ違う角度から豊田市の魅力を伝えるブースを提供しました。
1つ目は、豊田市の名産品「和紙」に「愛宕梨」の果汁を使用したあぶり出し体験です。和紙に、筆や消しゴムハンコを使って愛宕梨の果汁を付着させ、ドライヤーで水分を飛ばし、直にアイロンを当てあぶり出すというものです。
記念品として持ち帰ることが出来る子供向け科学体験であり、小さな子供からお年寄りまで幅広い世代に楽しんでいただけました。同じ工程の中でも完成する作品は様々であり、個性を生かした素晴らしいものばかりでした。またこの企画に使用された梨は、豊田市の猿投営農センター様に寄付していただいたものであり、企画成功の為にご協力いただきましたこと、深くお礼申し上げます。
2つ目は、ハウスランプイルミネーションを提供しました。私たちは、豊田市の素敵な街並みをジオラマで再現し、子供たちにはおうち型ペーパークラフトを組み立ててもらい好きな絵を描いて自分の家を作ってもらいました。それをジオラマに設置することによって、自分たちの豊田市が完成するというコンセプトです。夜には、家に光が灯りイルミネーションのように輝く豊田市を作り出しました。
子供たちは、一生懸命に色を塗り、とても素敵な家が沢山出来上がりました。中には愛着がわき持って帰る子供たちも沢山いました。そのご家庭で私たちの提供したものが宝物になってくれると思うととてもやりがいを感じました。夜のイルミネーションは、見に来てくれた方々が「素敵だね。かわいいね。」と写真を撮って思い出に残してくださいました。
1日を通し沢山の笑顔を見ることができ、私たちも自然と笑顔がこぼれる楽しい時間を過ごすことが出来ました。
この1日で270人の方々が私たちの企画に参加してくださいました。保護者の方に「楽しかったです。ありがとう。」と言っていただき、子供たちからも「楽しかった!」と言ってもらうことができとてもやりがいを感じました。
この企画を通して、楽しんでもらうにはどうしたらよいのか、どうしたら参加してもらえるのかなど考え、相手の立場に立って物事を考えることの大切さを学びました。また、企画から運営まで取り組む中で意見のぶつかり合いなど沢山ありましたが、それを乗り越えた今、ゼミ生同士の団結力は深まったと思います。
今回私たちのブースにお越しくださった方々、また企画に行うにあたり、沢山のご指導ご協力いただきました豊田市職員の皆さまに感謝とお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
(経済学部中山惠子ゼミ3年 岸本 真由美)