法学部京ゼミ・総合政策学部桑原ゼミ/計4大学のゼミと共に合同ゼミを開催

 私たち法学部京ゼミは、6月24日愛知大学名古屋キャンパスにて、愛知大学法学部・入江ゼミ、愛知大学地域政策学部・野田ゼミ、愛知学院大学総合政策学部・中村ゼミ、中京大学総合政策学部・桑原ゼミ、名城大学法学部・高松ゼミ、合計4大学のゼミと共に合同ゼミを行いました。

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分科会の様子(左から2人目が眞野さん)

 合同ゼミでは今年のテーマである「民主主義」に関する3冊の新書から1つを課題として選び、各ゼミが課題ごとに幾つかの班に分かれ、異なるゼミの3つの班で1つのチームを組みました。午前から行われた分科会ではチームごとに意見をまとめ、午後に発表(予選と決勝)を行いました。


 私たちの班は野田ゼミ、高松ゼミと共に『残念な政治家を選ばない技術』(松田馨著、光文社新書、2016年)という課題文献について取り組みました。

 課題文献には日本における選挙、投票率、選挙現場での実態、一般の人にとって選挙のことがよく分からない原因について書かれていました。

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分科会の様子2

 各ゼミで準備したスライドを見せ合い、意見を交換した結果、政治意識の高い政治家と政治に興味を持てない有権者との間に溝があることが課題と考え、主権者教育の強化が必要であると考えました。

 分科会で与えられた時間を目一杯使い、3つの班の意見をまとめて1つのスライドを完成させることができました。発表では他のチームのスライドの完成度の高さやプレゼンテーションの技術に大変驚かされました。私たちのチームの発表は決して納得のいくものではありませんでしたが、3つの班の意見をまとめた内容を伝えることはできたと思います。結果として、予選を突破することができましたが、優勝とまではいきませんでした。しかし、負けたからこそ私たちに足りなかったものに気づくことができました。

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決勝の様子(発表しているのが眞野さんの班)

 会の最後には各ゼミを紹介する時間が設けられていました。各ゼミの個性が出ていて素晴らしいゼミ紹介でした。もちろん、京ゼミの紹介も他のゼミに劣らないものだったと思います。その後行われた懇親会は非常に盛り上がり、他のゼミの人と親睦を深めることができました。

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懇親会前に撮影した全体写真

 今回の合同ゼミでは、質疑応答の難しさを一番感じました。質問では何を問われるのか分からないため、文献の読み込みを中心にしっかりと準備をしておくことが大切だと改めて感じました。また、他大学のゼミとの親睦ができたのに加えて、京ゼミの仲も以前よりも深まり、個人として、ゼミとして得るものが多かった合同ゼミでした。

(法学部京ゼミ3年 眞野 駿太)

2017/07/19

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