総合政策学部 プロジェクト研究【政策提案型】報告会を開催

 総合政策学部は1月18日、プロジェクト研究【政策提案型】報告会を開いた。

 同会は、総合政策学部の各プロジェクト研究で1年間進めてきた研究成果を、学生自身がプレゼンテーション形式で発表し、順位を競うもの。学部生17人がプロジェクト運営委員会を組織し、春学期から開催準備をしてきた。12回目の開催となった今回は、5つのプロジェクト研究チームが出場。各チーム10分の発表時間が設けられ、審査員3人による講評が行われた。

 副委員長の永岡さんは会の冒頭、「携わった皆さんのおかげで今年も会を開くことができました。各ゼミ議題に対して研究してきた成果発表の場です。悔いの無いようがんばってください」とあいさつ。総合政策学部の宮川正裕教授は、「プロジェクト研究は実践型スキルを身につけるための、学部で力を入れているプログラムです。緊張していると思いますが、これまでの成果を存分に発揮してください。この経験は必ず将来に役立ちます」と激励した。

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 発表の結果、最優秀賞は宮川ゼミ、優秀賞は宮内ゼミが受賞した。

 宮川ゼミは「産学連携による地域活性化への挑戦」をテーマに発表。NEXCO中日本と三重県のおかきメーカーと行った産学連携プロジェクトでの学びについて紹介した。宮内ゼミは「Station Polaris~視覚障害者ホーム転落防止ロボット~」をテーマに、視覚障碍者を駅内で誘導するロボット「Station Polaris」について提案した。

 各チーム発表後には審査員から「学生から見たサービス改善案が考えられていてよかった」「大変興味深く、社会に役立つ案。実際に多くの人が感じている問題を解決しうる提案だと思いました」というコメントや、「もう少し流通や販売について収支の改善にも踏み込んでほしかった」とアドバイスがあった。

 他チームの発表テーマ

 高橋プロジェクト研究(高橋秀雄教授)「相互に扶助し、助け合う社会を目指して」

 竹田プロジェクト研究(竹田昌次教授)「あらゆる依存症について~普段どのくらいスマホを使うのかを検証~」

 岡本プロジェクト研究(岡本祥浩教授)「神奈川県横須賀市の空き家対策」

2019/01/28

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