総合政策学部金澤つき美さんに学長賞 日米学生会議に参加

 総合政策学部4年の金澤つき美さんは、3年次に日米学生会議に参加し、その後、運営に携わるなど活躍した。その活動に対し、1月16日、安村仁志学長より学長賞が贈られた。 

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安村学長(左)と金澤さん

 日米学生会議(Japan-America Student Conference-JASC)は、日本初の国際的な学生交流団体。米国の対日感情の改善、日米相互の信頼構築を目指し、1934年に発足した。

 金澤さんは3年の時、大森達也教授(総合政策学部長)に日米学生会議について紹介され応募。日本代表36人の中の一人に選ばれた。日本とアメリカの学生が約1か月にわたって共同生活を送りながら、様々な世界の問題に対して議論を行うこの会議では、「日本とアメリカの学生とでは、プレゼンテーション力の差を大きく感じました」と話す。議論の内容、アメリカ人学生の意見はもちろん、「差があっても議論しなければならない状況で、納得させられるアプローチの仕方などを日米学生会議では学びました」という。翌年には実行委員として会議の企画や運営で携わった。 

 安村学長は「素晴らしい経験だと思います。この活動を自分の経験のみにせず、中京大生の先駆けとして、ぜひ後輩にも伝えてもらいたい」と激励。金澤さんは「昨年は国際センターで広報を行ったり、国際系学部の友人に声掛けをしたり、地道に活動を続けました。日米学生会議は受かることが目的ではなく、通過点だと思います。経験を一つのステップとして、私自身も新しいステージに行ければと思っています」と話した。今後は大学院に進学し、より専門的に国際関係について学びたいと考えている。

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(左から)ゼミ担当教員の桑原英明教授、安村学長、金澤さん、大森学部長

2019/01/17

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