経営学部/留学生とトヨタ産業技術記念館を見学

 経営学部の学生と留学生が6月30日、トヨタ産業技術記念館を見学した。経営学の学びを通じて国際交流を図る目的で行われたこの企画は、経営学部と同学部の国際交流学生団体であるOne World Collectiveの共催で開催。今回は13人の経営学部生と4人の留学生がこの企画に参加した。

産技2hp.jpg

 当日は、経営学部の渡辺丈洋教授に、トヨタ生産方式についての講義を、英語を中心に行なっていただきました。途中、学部生が英語の解説をするなど、積極的に学ぶことができたと思います。その後のランチタイムでは、学部生と留学生、また先生との交流を深めるとても充実した時間となりました。昼食を済ませた後は、トヨタ産業技術記念館へと場所を移動し、繊維館・自動車館をグループごとに見学しました。展示物を見て、渡辺先生の講義から学んだ知識を結びつけることができ、より理解を深めることができました。

 今回の見学会は、昨年に引き続き2回目の開催でした。トヨタ生産方式や異文化交流に興味を持つ学生との、国を超えた交流を持つ良い機会になったと思います。今後も経営学部国際交流コミュニティOne World Collectiveでは、留学生との交流イベントや経営学部海外ビジネス研修のサポートなど、積極的に活動を行なっていきます。

(下村祐介)

 繊維機械館では、実演のコーナーが多かったのが印象的でした。人力織機・自動織機の実演を時代順に見て回ることで生産性と品質の向上を意識しながら学ぶことができました。特に印象に残ったのが、画期的な方法で織機のシャトルの穴に糸を通す仕組みを私たち見学者に体験させてもらえたことです。留学生の参加者にも実際に体験してもらうことで興味や関心を持ってもらえたと思います。自動車館では、講義中に学んだ「あんどん」や「かんばん」のシステムの見本の展示を実際に目で見て、今や世界中に広まったトヨタ生産方式の二本柱である「自働化」と「ジャストインタイム」の仕組みを実感して理解を深めることができました。また、トヨタ生産方式や異文化交流に興味を持つ学生と交流できる機会は普段なかなかないので、今後の英語に対する関心が深まる経験になったと感じています。

(藤原 菜々子)

産技1hp.jpg 産技3hp.jpg

2018/07/23

  • 記事を共有