文学部歴史文化学科/2018年度新入生オリエンテーション 歴史の知識と関心を深める

 4月14日、文学部歴史文化学科の新入生オリエンテーションが行われました。新入生は先生方の引率のもと、松平郷と足助を訪れました。私たち2年生4人も、新入生のサポートのため参加しました。

 最初に訪れた松平郷はその名の通り松平氏発祥の地であり、徳川家康はこの松平一族出身です。到着後、松平氏の菩提寺である高月院にむかい集合写真を撮影し、続いて、高月院の本堂において、ご住職から高月院と松平氏との関係や松平郷の歴史など貴重なお話を聞くことができました。

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高月院本堂にて

 その後の自由時間では、本堂奥に位置する松平氏の墓所や松平東照宮などを散策するとともに、資料館である松平郷館では展示されている古文書を解読する真剣な新入生の姿も見られました。

 昼食の時間では、班ごとにあらためて自己紹介を行い、新入生同士や先生方と和気あいあいと話しをするなど賑やかなひとときを過ごすことができました。

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足助の町並みを散策

 昼食後、足助を訪れ、町並みを散策するとともに、旧鈴木家住宅の見学を行いました。足助は、尾張・三河と信州を結んでいる伊那街道の重要な中継地となった商家町です。今でも江戸時代後期に建てられた家が多く残っており、伝統的建造物群保存地区になっています。その中で最も古い町屋のひとつが旧鈴木家住宅です。旧鈴木家住宅は、かつて足助で最も栄えた商家として紙問屋を営んでおり、平成25年に国の重要文化財に指定されました。平成26年から修理のため解体復元工事を行っており、今回はその修理中の様子を見学させていただきました。貴重な文化財の復元修理中の様子を見る機会は初めてで、一度すべて解体し、補修を加えて再び元に戻すという復元方法の説明に、熱心に耳を傾けている新入生の姿が多く見られました。

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重要文化財・旧鈴木家住宅の復元工事現場を見学

 雨が降ることが心配された今回の新入生オリエンテーションでしたが、幸いにも最後まで降ることはなく、皆快適に楽しめたと思います。また、バスでの移動中に行ったレクリエーションなどでお互いを知ることができ、仲間同士の絆が深まったように感じました。そして今回松平郷と足助を訪れたことで、歴史の知識と関心をより一層深めることができたのではないでしょうか。このオリエンテーションが4年間の充実した学生生活を過ごすための第一歩になれば嬉しいかぎりです。

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集合写真(松平郷・高月院)

 最後にこの旅行を企画し、面白いしおりを作って頂いた先生方、3・4年生の先輩方、本当にありがとうございました。

(歴史文化学科2年 山田千咲)

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