トランスコスモス財団研究発表会を開催

 トランスコスモス財団研究発表会が2月16日、名古屋キャンパスで開かれた。

 本学とトランスコスモス財団は、より良い社会の更なる発展向上に資することの一環として、大学生への奨学金給付事業に関する協定を締結しており、今回の研究発表会はこの協定に基づいて実施された。

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約50人のゼミ生が参加した

【以下、経済学部中山ゼミ生 安藤大貴さん、笠井彩菜さん、岸本真由美さんの記事】

2018年2月16日(金)中京大学にて、トランスコスモス財団研究発表を行いました。トランスコスモス財団法人から、名倉英紀様と中村彩香様にお越しいただきました。私たちは、観光分野におけるデジタルマーケティングを用いた東海3県の経済活性化ことを目的として、1年間研究を進めてきました。

 私たちは愛知・岐阜・三重に分かれ現状を調査し、課題を抽出しました。そこで考察した仮説を検証するために、アンケートをとり、そこから、各県ごとに課題の解決に向けた提案を考えました。

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 愛知県は、宿泊日数の低下が観光消費額の減少を招いていることを課題としてあげました。私たちは、愛知県を観光地としてではなく、宿泊地に特化して利用してもらうことで課題を解決することが出来ると考え、「観光プラン作成サイト」を提案しました。また、愛知県には訪日外国人のニーズを満たした観光地が少ないことから、ニーズの高い日本独自の歴史や文化に焦点を置き、愛知県の特色である戦国武将をモチーフにした「戦国テーマパーク」の建設を提案しました。

 岐阜県は、来県者数が国内外観光客ともに増加傾向にあります。しかし、訪日外国人一人当たりの観光消費額の減少していることが課題としてあげられました。そこで岐阜県に訪れた訪日外国人が自国でも岐阜の特産品の購入と、陶芸などの体験型プログラムの予約ができる「観光情報」と「ECサイト」を掛け合わせたサイトの運営を提案しました。

 三重県は、観光地が点存しており観光地間の経路がわかりづらいことを課題としてあげました。そこで「Mietabi」という経路共有サービスを提案しました。これは、サイト投稿者と訪日外国人が繋がり、三重県の観光地を知ってもらい他者に広めてもらうことで来県者数の増加と認知度の向上を図ることを目的としています。

 そして名倉様より、報告に対する講評と今後の課題をいただきました。「今回は財団としても初めての取り組みであったため、どのような論文が出るか楽しみでした。全体としてストーリー性があり、愛知県だけでなく東海3県に目を向けるという新たなアプローチであったため、違う良さが出ていました。今後は研究の結果をまとめるだけでなく、発想力を活かした新たな考えを盛り込むことで、更に良い提案になると思います」とお言葉をいただきました。

 今回の研究を振り返ると、当初は、初めての研究であったためわからないことが多く、なかなか進まないことがありましたが、お互いの欠点を補い合うことで、最終的には納得のいく提案をすることができました。私たちが学んだことを、後輩に繋ぐことで来年以降さらに良い研究にしていきたいと思います。

(経済学部3年 安藤大貴 笠井彩菜 岸本真由美)

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