経営学部中村雅章ゼミ/「あいちのお菓子フェア2017」で「お茶の新楽園」とのコラボ商品を出品
私たち経営学部中村雅章教授ゼミの2年生6人は、「お茶の新楽園」とコラボ商品を作り、11月12日に行われた「あいちのお菓子フェア2017」に出品しました。「あいちのお菓子フェア」は、愛知県の特徴的な産業であるお菓子業界を盛り上げるために、愛知信用金庫が主催して開いたものです。
お茶の新楽園は、店名の通りお茶を主に扱っているお店ですが、お茶に合うお菓子も豊富に取り揃えています。その中で、今回は寒天の新しい味を開発するという課題をいただき、私たちはチーズケーキ味の寒天にブルーベリーソースの小袋を添えた商品を提案させていただきました。
味の提案の際には、30種類ほどの案出しをしましたが、話し合いの結果、ジャスミンティー味かチーズケーキ味の2択に絞られ、好き嫌いが分かれず、甘さを加えやすい点からチーズケーキ味に決定しました。
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商品の他にも、POPやキャッチコピー、パッケージなども決めさせていただきました。特にキャッチコピーは名古屋弁と韻を踏んだ「この寒天食べないかんて!」に決まり、全面に押し出して販売しました。フェア当日は実際にこのキャッチコピーを口ずさみながら買いに来てくれたお客様もいて、とても嬉しく思いました。
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また、当日に、より多くのお客様に来ていただくため、インスタグラムにハッシュタグをつけて投稿する作業を行い、宣伝しました。
しかし、最終的に売上個数は51袋で、事前に売れると思い発注数を増やしましたが、そのうちの半分も売れなかったことに悔しさを感じました。チーズケーキ寒天の味はとてもチーズが濃厚で、おいしいと感じましたが、お客様に魅力を伝えるのは意外と難しかったです。
満足のいく結果は残せませんでしたが、自分たちが提案したものが目の前で数ある商品の中から選んで購入していただけたことに感激し、このプロジェクトをやって良かったと思える瞬間でした。
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今回のプロジェクトは新楽園の社長の人柄に助けていただいたところが多く、毎回の打ち合わせは本当に楽しく、良い雰囲気の中で当日を迎えることができました。商品を売る厳しさを体感し、より魅力のある商品を企画したい、という気持ちになりました。この気持ちを忘れず、手にとってもらえる商品を作るにはどうしたらよいか、今後のプロジェクトに活かしていきたいと強く思っています。新楽園、愛知信用金庫の皆様にはこのような機会を作っていただいて感謝しています。ありがとうございました。
(経営学部2年 青木彩、片岡和也、月東瞳、小諸ひ菜、鈴木いおり[リーダー]、筒井晴菜)