経営学部one world collective 主催で国際交流
1年から4年までの学部生が参加

 アメリカ、オバーン大学モンゴメリー校(AUM)の大学生、大学院生10人との国際交流イベントが5月23日2限から3限にかけてありました。内容は、AUMの学生と経営学部教授によるディスカッション、国際交流を兼ねた立食パーティー、そしてゲームで学ぶ異文化体験の授業です。経営学部の学生は私含め21人が参加しました。

 私は、去年は学部生としてこのイベントに参加し、今年は主催者としてこのイベントに携わりました。

 2限目はAUMの学生2人、経営学部教授2人が研究発表を行い、それについてディスカッションしました。発表したのは中国とスペインからの留学生で、テーマは「CSR」「若年層のモバイル依存」。文化による違いを考えさせられました。また、経営学部渡辺教授は「トヨタの制度(トヨタ生産方式など)」向日教授は「組織内自尊感情論が従業員の人間関係と知識提供行動との関係に与える影響」についてそれぞれ発表し、AUMの学生が教授の発表に積極的に質問する姿は、日本人の私たちも見習わなければいけないなと思いました。

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立食パーティーで積極的に会話する学生

  国際交流を兼ねた立食パーティーや、3限目のゲームで学ぶ異文化の授業では、最初緊張していた日本人学生もAUMの学生と会話をし、楽しんでもらうことが出来ました。中には、英語が出来ず積極的に話すことが出来なかったという学生もいましたが、生きた英語を感じることが出来たと思います。異文化の授業はジェスチャーゲームを行い、日本の文化や問題をアメリカと比較しながら学びました。ジェスチャーの表現の仕方が日本人学生とAUMの学生では違うものがあり、主催者側も学ぶことがたくさんありました。

 

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ゲームをしながら異文化を体感する学生の様子

 

 私たち主催者はOne World Collectiveという経営学部国際交流学生コミュニティで、去年から活動を始めました。海外留学経験者や、国際交流に興味のある経営学部生が集まり、国際交流に関わるイベントの企画・運営を行っています。

 国際交流で得られるものとは何でしょうか。それは人それぞれであり、実際に自分の目でみて、感じなければ分かりません。私たちは、経営学部の国際化を目標とし活動を行っています。私たちの活動を通して、学部生へ国際交流のきっかけを提供できるように、これからの活動に取り組んでいきたいです。

  (経営学部4年・One World Collectiveリーダー 花井ひさの)

2016/05/26

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