現代社会学部大友ゼミ生33人が仙台市の仮設住宅でボランティア
子どもたち7人と食事作りやゲームで交流、被災体験談聞く

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 私の所属するゼミでは、社会福祉士の国家資格の取得を目指し、様々な福祉活動を行っています。普段の活動としては、大学に障がいを持った方を招いて交流会を開いたり、クリスマス等のイベントがあるときには一緒に楽しめるレクリエーションを企画したりします。夏休みには東北復興ボランティアや24時間テレビの募金活動、過疎地域へ出向き子供の勉強を見てあげるなど、地域住民の方との交流も多く行いました。

 8月1~3日に行われた東北復興ボランティアは、今年で3回目の訪問となるゼミ活動で最も大きな企画です。 

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 東日本大震災から3年が経った今でも仮設住宅に住まざるを得ない人々に元気になって欲しい。被災地の現状・復興状況を自分の目で見て、震災の体験談を聞きたい。そして、いくら月日が経とうと、この震災の記憶を消してはならない。このような思いから、2・3年生33人で宮城県仙台市の美田園という町に建てられた仮設住宅を訪れました。

 活動内容は、現地の小学生7人とゲームをして遊んだりご飯を作るなどして交流したり、出し物を披露したりしました。2年生が主体となって行う出し物は、どれくらいの人数なのか、何歳くらいの子どもとやるのかなどの正確な情報が無かったので、危険なものは使わないといったことに気を付け、入念に内容を考えて打ち合わせをしました。しかし、実際に子どもたちと会い、予想していたよりも人数が少ないことや、年齢によってこの遊びはつまらなく感じるのではないかなどという意見が出たのです。そこで、これまで子どもがどのようなことで喜んだかなどを再度話し合い、前日の夜に出し物を変更することにしました。急な変更でしたが、3年生の力を借りずにやり遂げることができました。これを機に子どもから懐かれた学生もいましたし、何より子どもたちの楽しそうな表情に2年生全員が大きな達成感を得ることができました。

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 最終日は被災の体験談を聴き、その後被災跡地を見に行きました。津波が襲ってくる様子や目の前で人が流されていく様子を、涙を流しながらも語ってくれ、改めて被害の悲惨さを痛感しました。しかし、最後に「震災後の避難生活で人と人が支えあう大切さを知った。時が経った今でもこうして被災地を気にかけてくれるボランティアがいることが本当にうれしい」と感謝の言葉をもらいました。また、仮設住宅から駅に向かう前にも、子どもの方からも「楽しかった」「次はいつ来るの?」などうれしい言葉をかけてくれ、駅まで見送りまでしてくれました。実は駅まで見送ってくれるのは今年が初めてだそうで、子どもたちも心から楽しんでくれていたと分かり、救われた気持ちになりました。

 また来てほしいと言ってもらえたため、私たちは来年もこの美田園を訪れます。それまでに被災地の復興が少しでも進むことを願っています。今回のボランティアは、被災にめげず力強く生活する方から逆に元気をもらえた貴重な体験でした。これを機に、震災の記憶を薄くすることなく、また被災地の復興の支援・応援をしてくれる人が増えてくれることを願っています。

(現代社会学部大友ゼミ2年 神谷友貴)

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