3大学4ゼミによる合同ゼミに法学部の京ゼミ20人が参加
議論重ね6班でプレゼンテーション競う

京ゼミが合同ゼミ 京ゼミが合同ゼミ

 

 私たち京ゼミ3年生と先生を含めた19人は、6月21日に愛知大学名古屋キャンパスで行った、中京大学・名城大学・愛知大学の3大学4ゼミによる合同ゼミに参加しました。複数の大学の学生が混ざるように6班に分かれ、それぞれが課題として与えられた新書を事前に精読し、内容を要約して備えました。当日はその要約を基にして各班内で話し合い、意見をまとめて全体会で発表を行いました。

 この合同ゼミで私は、「商店街の再生」というテーマに取り組みました。課題となった新書には、近年の商店街衰退の理由とそれに対する各自治体の失敗例と成功例、これからに向けての解決策について書かれています。少し難しい内容でしたが、読み進める中で、「商店主が商品を売るだけでは商店街は再生されない」ということがわかりました。

 私たちの班の京ゼミメンバーは、著者の主張は「商店街再生のためには、販売者が売りたいものから顧客がしたいコトへ転換が必要」であると考えました。パワーポイントにまとめる際には、著者の主張の中で特に重要だと感じた箇所はどこか、取捨選択を重ねました。また、図や写真の挿入やアニメーションを使い分けるなど、聞き手により伝わりやすいようにゼミ内の班員全員で工夫しました。 

他グループに質問する橋本さん
他グループに質問する橋本さん

 当日、各班で話し合う際、他大学の方々とは初対面ということもあり、最初はとても緊張しました。班員全員が積極的に意見を出し合う中でお互いの緊張も解け、事前に京ゼミ内でまとまった著者の主張を中心に、合同ゼミの班内で意見がまとまりました。全体会本番は、大勢の前で発表を行ったため班内の発表よりも緊張しましたが、班員同士でフォローし合うことができました。「発表の内容もしっかり練ることができていて、スライドの完成度も非常に高い」と各大学の先生方に評価され、最優秀報告に選ばれました。

 今回の合同ゼミでは、班内での話し合いや他の班の発表を聞いて、その物事について自分が思っていた考えとはまた別の考えを知ることができ、非常に勉強になりました。また、他大学の方々と討論したりフォローし合ったりすることで、普段のゼミとは違う刺激を受けました。次回、またこのような機会があるのならば、より聞き手が理解をしやすいまとめ方やパワーポイントの作成術など、発表の反省点や今回の合同ゼミで学んだ点を生かせるように、これからも学んでいきたいです。

(法学部3年 橋本 敦士)

優勝したチーム
優勝したチーム

2014/07/16

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