工学部野浪亨研究室 イノベーションジャパン2019に出展

 工学部の野浪亨研究室が8月29、30日、東京ビックサイト(青海展示場)で開催された「イノベーションジャパン2019~大学見本市&ビジネスマッチング~」に出展した。

 イノベーションジャパンは、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)と新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が主催する、年に一度の日本最大規模の産学マッチングフェアで、約500を超える大学等が出展し、大企業からベンチャー企業まで多くの来場者が訪れる。今年は2日間で25,000人を超える来場者があり、関係する研究機関や各省庁の幹部級、国会議員等のVIPの視察もあった。中京大学は今回で3回目の出展となった。

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展示会場

 野浪研究室は「自然由来炭素化合物の開発」と「生体模倣製造プロセスによる環境調和材料の開発」をテーマに出展。

 「生体模倣製造プロセスによる環境調和材料の開発」では新材料であるマリモ状のアパタイトに関する研究成果を、「自然由来炭素化合物の開発」では竹炭や籾殻炭の新たな吸着性能などの研究成果を出展した。両研究成果は多くの論文発表も行われており、同時に特許出願も完了している。来場した企業にも関心を持たれ、野浪教授と研究支援課の職員で約70社への説明や名刺交換を行った。

 イベントには先端共同研究機構長・人工知能高等研究所長で竹炭の共同研究者でもある長谷川純一教授も参加した。 

 来年度は2020年東京オリンピックの関係で、愛知県の新国際展示場(Aichi Sky Expo)での開催が決まっている。 

 

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野浪教授(左)と長谷川教授 研究について説明する野浪教授

2019/09/05

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