国際教養学部今教授 日本体力医学会東海地方会で「学術奨励賞」を受賞

 国際教養学部の今有礼(こん みちひろ)教授は3月17日、名古屋学院大学で開かれた第23回日本体力医学会東海地方会で「学術奨励賞」を受賞した。

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 同学会は、国民の体力を向上させ心身の能率を高めるため、国民の体育を根本的に研究し、その改善を図ることに必要な諸研究を行うことを目的としている。

 今教授は「高酸素下での高強度インターバルトレーニングが運動パフォーマンスに及ぼす影響」を演題とし、高酸素環境(酸素濃度 60%)で高強度インターバルトレーニング(HIIT)を行うことにより、通常の酸素環境(酸素濃度20.9%)で行う場合よりも、有酸素性パフォーマンスが向上することを明らかにした。

 今教授は、「今回の研究により、高酸素下で行うHIITの有酸素性パフォーマンスに対する有効性が明らかとなった。スポーツ選手の競技力向上に役立つ新たなトレーニング法となるよう、今後はその効果のメカニズムを明らかにしていきたい」と話した。

2019/03/25

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