総合政策学部・中村将人講師 「日本会計史学会研究奨励賞」受賞

 11月4日、総合政策学部中村将人講師の会計史研究論文「近代期日本の国有鉄道における固定資産会計―「補充費」を中心として―」が「日本会計史学会研究奨励賞」を受賞した。

 これは2016年9月4日、5日の2日間、北海学園大学で行われた日本会計史学会第35回大会の自由論題報告で発表した後、学会誌『会計史学会年報』第35号に掲載されたもので、同誌に投稿した若手研究者の中から選ばれた。

 大会は年1度開催しており、当該年度は「会計史研究からの現代会計への提案」をテーマに行われた。

 以下、中村講師のコメント

 この度は過分なる賞を頂戴し、光栄に存じます。本稿は近代期日本の国有鉄道において固定資産維持がどのように行われていたかを明らかにしたもので、今日一般的である減価償却とは異なり、公企業の性格に適した特殊な手法によっていたことが判明しました。本稿の執筆および受賞につきましては、母校北海道大学や日本会計史学会の諸先生からのご指導、および本学総合政策学部の諸先生からのご高配の賜物であり、深く感謝申し上げます。今後ともなお一層の研鑽を積み、さらなる研究成果に繋げたいと存じます。

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中村将人講師

2017/12/04

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