船渡裕太さん(体育学研究科修士2年)が文部科学大臣表彰
冬季ユニバーシアード・ジャンプ混合団体優勝チームの指導に貢献
船渡裕太さん |
大学院体育学研究科の船渡裕太さん(修士2年、2010年体育学部卒)が、今年1月のユニバーシアード冬季競技大会(スロバキア)でノルディックスキーのジャンプ混合団体の優勝チームの指導に貢献したとして、7月17日、文部科学大臣表彰を受けた。
船渡さんは、学部生時代にスキー競技部に所属し、学部1年と3年時に選手としてユニバーシアードに出場。3年時には個人5位入賞、団体5位入賞を果たしている。実業団選手として社会人4年目まで競技を続け、引退と同時に指導法を研究すべく本学大学院体育学研究科に入学し、今回コーチに選出された。大学院では応用スポーツ科学系にてスキーの研究を行っている。
受賞を受け、船渡さんは「名誉ある賞をいただき大変光栄です。本学で学んだことを現場に活かすことができたことで、文部科学大臣表彰の受賞に繋がったと感じています。また同時に、本学で学んできた内容に自信を持つことができました。今回、日本代表コーチも、コーチとして海外で戦うことも初めての経験でした。そのためコーチとしての課題は数多く見つかりました。この課題を克服すべく、今後も勉学や研究に励んでいきたいと思います」と話している。
ジャンプチームのメンバーと船渡さん(写真左下) |
学園関係者としては、フィギュアスケート男子の宇野昌磨選手(中京大学附属中京高等学校3年)も国際大会優秀者表彰を受けている。