青木公也、輿水大和・情報理工学部教授らが最優秀論文賞「小田原賞」受賞
「周辺視と固視微動に学ぶ【傷の気付き】アルゴリズム」
情報理工学部青木公也教授らが、ViEW2012:ビジョン技術の実利用ワークショップ(パシフィコ横浜、2012年12月6・7日)で、最優秀論文賞「小田原賞」を受賞しました。ViEW(Vision Engineering Workshop)は、画像応用技術専門委員会(精密工学会)主催の画像処理技術に関する学会で、毎回500名ほどの技術者・研究者が全国から一堂に会する、最先端の研究成果発表の場です。
今回のViEWでは97件の研究論文の中から、学会参加者による投票及び審査委員会による審査に基づき、青木教授らの「周辺視と固視微動に学ぶ【傷の気付き】アルゴリズム」と題する研究が選出されました。受賞メンバーは青木・輿水教授ほか、本学の人工知能高等研究所所員・舟橋琢磨さんと、共同研究を実施しているトヨタ自動車の研究者の計4人。
受賞した研究は、人間がある画像を見たとき「周囲と少し異なる領域にふと気付く」機能をコンピュータにも持たせ,製造現場における様々な検査に応用するもので、そのコンセプト・手法の新規性が高く評価されました。