京俊介・法学部講師が日本公共政策学会奨励賞
著書『著作権法改正の政治学:戦略的相互作用と政策帰結』の功績
京 俊介講師 |
法学部の京俊介講師が6月16日、日本公共政策学会2012年度総会で学会賞(奨励賞)を受賞しました。
同賞は、公共政策の分野で将来有望な若手研究者に贈られ、京講師は、著書『著作権法改正の政治学:戦略的相互作用と政策帰結』(木鐸社、2011年刊。本体3500円)の功績により選ばれました。著書では、著作権法改正過程をめぐる政治家、官庁、利益集団等の戦略的相互作用をゲーム理論を用いて分析し、注目度が低い分野の政策帰結を左右する要因を明らかにしました。
『著作権法改正の政治学』 |
京講師は、法学部の専門科目「政治学原論」等を担当。個別具体的な知識だけでなく、日本政治全体を見通す視座を確保し、理論的視点に基づいた日本政治の観察の方法を教えています。現在、著作権政策の形成についての国際比較研究を進めています。