情報理工学部の加納政芳准教授が2010年度日本知能情報ファジィ学会論文賞受賞。

情報理工学部の加納政芳准教授が、2010年度日本知能情報ファジィ学会論文賞を
受賞されました。
<受賞論文の内容>
タイトル:
感性ロボットifbotの感情空間を用いた感情遷移に伴う表情変化の主観的影響
内容:
ニューラルネットワークによって構築された感情空間内を表情制御値の
変化量が最小となる経路を選択して表情表出する手法を提案しました。
提案手法を用いれば、エンタテインメント性と人間性という2つの特徴を
取り入れた表情を表出できることを確認しました。

本論文は、2009年度に出版された雑誌「知能と情報, vol.21, no.5, pp.630-639, 2009」
に掲載されたものです。
日本知能情報ファジィ学会論文賞とは、知能・情報・ファジィの理論・応用及び
知能・情報・ファジィ関連の理論・応用において、
その発展に寄与するところが大きいと認められる論文の著者に贈呈される賞です。
(日本知能情報ファジィ学会 http://www.j-soft.org/

加納先生は、ロボットが、ロボット自身の身体性に基づいた
ロボットの知能(感情、性格、生理状態など)の内面の表出を行うことで、
人とロボットとのコミュニケーションに心理的インタラクションを創発させることを
目指した研究をされています。

加納先生の研究室ホームページはこちら
http://www.st.chukyo-u.ac.jp/z104123/

2010/09/17

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