工学部×豊田自動織機 今後のキャリアを考える

工学部の青森久研究室と藤田実沙研究室は6月30日、株式会社豊田自動織機 生技開発センターの髙松将成氏を講師に招き、講義を行いました。本講義は、「キャリア教育共創プログラム※」の一環として実施されました。
講義の前半では、トヨタグループの源流企業である同社の紹介に加え、髙松氏のこれまでのキャリアや現在所属している部署での業務内容について説明しました。

講師を務めた髙松将成氏
続いて髙松氏は、自身が所属する生技開発センターの役割を解説しました。同センターは、各事業部からのニーズに基づき、重要な生産設備の製作や選定を行います。新しい製品をどのように工場で形にするか悩む「生産技術」の担当者へアドバイスを送りバックアップするほか、品質維持などの観点から社外に任せられない最重要工程の設備を自社で設計・製作しています。髙松氏は「社内向けの設備メーカーであり、困ったときに駆けつける『お助け部隊』です」と表現し、ものづくりの舞台裏を支えるやりがいを語りました。
講義の締めくくりとして髙松氏は、「社会人が担う実務の多くは手順書や明確な答えが存在しない『非定常業務』ばかりです。常に思考を巡らせ、いかに少ないリソースで高い成果を生み出せるかが求められます。ぜひ大学での研究や学びを通じてこうした問題解決能力を磨き、高い意識を持って日々の学生生活を過ごしてほしい」と学生たちに向けてメッセージを送りました。

※キャリア教育共創プログラム
産学共創によるキャリア教育(人材育成)の実践策として、中部経済連合会と連携し、企業から大学の講義へ講師派遣等を行うプログラム