高橋尚子さん×学生アスリート 日頃の悩みに高橋さんがアドバイス

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 一般社団法人名古屋スポーツコミッション主催『トップアスリートに学ぶ~学生とのリアルトークセッション~』が6月11日に中日ホールで開催され、本学からは女子ソフトボール部の椎場希来さん(スポーツ科学部4年)、渡辺雫さん(同4年)、陸上競技部の柴田大和さん(同2年)、岡田樹さん(同3年)、卓球部の橋本萌さん(同4年)の5人と、名城大学の学生6人が参加しました。

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 名古屋スポーツコミッション会長の高橋尚子さんは「私は中学生の頃、楽しそうだなという気持ちで陸上競技を始めました。初めから強い選手だったわけではなく、中学時代は競技を楽しむだけ、高校2年生になって初めて全国大会(全国都道府県対抗女子駅伝)に出場しました。結果は47人中45番目、悔しくて恥ずかしくて大泣きしました。私の経験をもとに、みなさんの一歩を手助けできればいいなと思います」とあいさつしました。

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 和やかな雰囲気の中、学生は自身の悩みを伝えました。女子ソフトボール部主将の椎場希来さんは「主将として、チームのことを優先し自分のウォーミングアップがままならない状況で試合に臨むことがあります。自分のパフォーマンスが100%発揮できるか不安な状態で試合に臨むときのメンタルの切り替え方法は?」と質問。高橋さんは椎場さんの気持ちに寄り添いながら「キャプテンは多くの人に背中を見られる、見せる立場だと思います。キャプテンとしてメンバーへの声掛けも大事ですが、自分自身がパフォーマンスをやりきる姿を見せ、メンバーがそれについてきてくれると信じることも大切です」と伝えました。

 また、高橋さんはスポーツにはアクシデントはつきものだと話し、1998年アジア大会の試合当日、朝食が届かなかったり、バスの到着が遅れたりした過去を振り返ります。「アクシデントの時に、悪い気持ちに引っ張られてはいけないと思います。アクシデントの時に"本当に強い自分を見せる時が来たぞ!この状態で力を発揮できれば、私は本当に強いと言い切れるんだ"と思うようにしていました。結果、その試合で、当時私が持っていた日本記録を3分以上更新するタイムで日本新記録を出しました。どのような時にも対応できるのが、本当の強さだと思います」と伝えました。

 その後も学生たちは高橋さんに質問を投げかけ、高橋さんの経験談やアドバイスに頷きながらメモをとる姿が見られました。最後に、高橋さんが心に留めている3つの言葉を送り、会場は盛大な拍手に包まれました。

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 椎場希来さん、渡辺雫さん

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 柴田大和さん、岡田樹さん


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 橋本萌さん、アドバイスを送る高橋尚子さん


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 イベント終了後、高橋尚子さんからトレーニングを学ぶ学生

学生のコメント

 主将として悩んでいたことを相談することができました。高橋さんから「自分が100%やり切ったらみんながついてきてくれる、自分の背中を見せる」という言葉をいただき、新たな発見を得ることができました。私がみんなを見てきた分みんなが私を見てもらえるように、まずは自分が率先して行動しようと思います。

椎場希来

 高橋さんが素晴らしい結果を残した原動力には、継続力や物事をポジティブに変換できる力が生かされていると感じました。上手くいかない時、今回お話いただいた内容を思い出し、ポジティブに変換できる思考力を実践したいと思います。また、高橋さんのように、一つのことを継続して取り組み、自分の武器にできるように努力していきます。

渡辺雫

 どうしたら自信を立て直すことができるのかを質問しました。陸上競技のタイムによる自信ではなく、この部分では誰にも負けないという小さい自信を積み重ねることで、競技の自信に繋がるとお話いただきました。小さいことを積み重ねる継続力の重要さを改めて感じました。

柴田大和

 パフォーマンスを向上させるためにどうすれば良いのかという質問が多くあがり、高橋さんは「当たり前」を淡々と取り組んでこられたという点で、魔法はないということを感じました。だからこそ高橋さんの言葉に感動し、ワクワクする気持ちになりました。このワクワクを燃料に、トレーニングを積み大きな結果を残したいと思いました。

岡田樹

 今回非常に貴重な機会をいただきました。自分の今の悩みで苦しいことや難しいと感じていることを質問させていただき、新しい考え方を得ることができました。自分が緊張しているときは、周りも緊張しているという言葉を受け、今後の試合では、会場の雰囲気を客観的に冷静に受け止めて試合に臨めるようにしたいです。

橋本萌



2026/06/12

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