スポーツ科学部/大賀羽和さん お父さんへの作文コンクールで文部科学大臣賞

 大賀羽和さん(スポーツ科学部3年)さんが、第37回「お父さんの似顔絵・お父さんへの作文コンクール(主催:日本ファーザーズ・デイ委員会)」の作文部門で、最高賞である文部科学大臣賞を受賞し、6月3日に授賞式が行われます。

 本学陸上競技部に所属する大賀さんは、中学から陸上競技を始めました。高校1年生の夏に競技場で目にした競歩に興味を持ち、同種目へ転向。その後、順調に実力を伸ばしてインターハイ出場を果たしました。中京大学進学後も、第80回福岡県選手権で優勝、2026年日本学生個人選手権で全国7位を果たすなど、着実に成果を挙げています。

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 応募のきっかけは、たまたま本コンクールの募集情報を目にしたことでした。幼少期から多くの本に触れて育ち、文章を書くことが好きであったため、「日頃から遠く離れた地で競技生活を支えてくれている父へ、感謝の気持ちを伝える機会にしたい」との思いから執筆を決めました。

 受賞作の題名は「私の応援団長」。福岡県から本学へ進学し、一人暮らしを始めたことで気づいた父への感謝を綴りました。

 大賀さんが陸上競技を始めて以来、父はほぼ全ての大会にスポーツウエアとランニングシューズ、特徴的な丸いサングラスを着用し、応援に駆けつけていました。「高校時代は毎日の朝練のために車で送迎してもらうなど、当時はどこか当たり前に感じていたサポートが、親元を離れたことで決して当然ではないと深く実感した」と大賀さんは語りました。練習後に自分で食事を用意する大変さや一人暮らしの不便さを経験したからこそ、両親の偉大さに気づいたと話します。

 大学1年生の時は環境の変化から競歩の記録が伸び悩み、精神的に苦しい時期もありましたが、父からの温かい励ましに支えられて練習を継続。その後出場した日本選手権では、父による力強い声援に背中を押されて自己ベストを大幅に更新することができました。大賀さんは「普段の電話では照れくさくて事務的な用事しか話せないですが、文章だからこそ素直な感謝を伝えることができた。今度はもっと良い結果を出して、父に喜んでもらいたい」と笑顔で語りました。

 学業面では子どもスポーツ教育を専門とするゼミに所属している大賀さん。「幼少期にスポーツを通じて成功体験を得ることが、将来への自信や自主性に繋がると実感しました。今度は自分が、子どもたちが褒められ、輝ける環境を作れる大人になりたい」と話しました。

 今後の目標について、大賀さんは子どもスポーツ環境に関する研究に励みたいという目標を持っており、卒業後は大学院への進学を希望しています。競技の継続については、「『やれるところまで競技を続けた経験は、将来必ず自分の価値になる』という父からのアドバイスを受け、大学院進学後も競歩を続けていく予定です。今後も学業と競技の双方を高いレベルで両立し、さらなる文武両道を目指していきたいです」と力強く抱負を述べました。

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2026/05/26

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