中京大学国際英語学会 概要

 近年、英語の急速な広がりは誠に驚くほどです。アジア、アフリカを中心にして様々な「新しい英語」が出現し、その非母語話者人口は英語圏の母語話者人口をはるかに上回っています。また、日本でも外交、学問、経済、文化交流等、様々な分野で英語の重要性が声高に叫ばれています。このような状況に対して、研究、教育界ばかりでなく産業界も新しい舵取りが求められています。私達、英語に携わる者としても英語の現状を正しく把握、認識すると同時に、英語の将来についても的確な洞察が求められています。このような状況では、国際英語の理念が重要なキーワードになると思います。英語の広がりにより、様々な問題がありますが、「英語の国際語化」を否定的ではなく建設的、弾力的に捉え、利用、活用すべきであると思います。「国際語」としての英語の姿を適切に認識し、学習の過程と目標において学習者のアイデンティティーとの整合性を保ち、高度な運用能力を養って行く必要があるのではないでしょうか。

 「中京大学国際英語学会」は、国際英語学科の教員だけでなく院生・学生諸君全員の参加は勿論のこと、卒業生等を含む多彩な会員によって構成され、学問と教育の発展のため活動致しております。

 平成14年度に新たに開設されました中京大学国際英語学部国際英語学科は、前身の中京大学英文学科時代から、教育と学問の両面に渡って実績を挙げて参りました。平成16年度でその完成年度を迎え、新たに平成17年度から大学院国際英語学研究科も開設されました。これらの動向に呼応して、国際英語学部発足時に組織された「中京大学英文学・国際英語学会」から「中京大学国際英語学会」が新たに平成16年度より独立致しました。