中京大学混声合唱団 第50回記念定期演奏会 「そして、未来へ」を開催

 中京大学混声合唱団は2月23日、東海市芸術劇場で第50回記念定期演奏会「そして、未来へ」を開催した。

 今回の記念演奏会では、合唱団創立50周年を記念して中田友一名誉教授をはじめ、合唱団創立メンバーの1期生も参加し、卒業生を含めて60人以上が出演した。16時30分の開演に合わせて約400人の観客が来場し仲間との再会を歓ぶ声で開演前から盛り上がりを見せた。

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 公演は下記4ステージ構成で開催された。

 Stage 1 混成合唱とピアノのための 「君は扉を開く」

 Stage 2 同窓生・在団生合同アトラクションステージ 音楽居酒屋「こんぺーとー」

 Stage 3 混声合唱組曲 「明日へ続く道」

 Stage 4 混声合唱とピアノのための組曲 「憧れと共に」

 Stage 2は、同窓生と在団生の共演。演劇と合唱が融合されたステージは会場全体が笑いに包まれるシーンもあり大いに盛り上がった。開催に向けて合同練習を約半年間続けてきた卒業生も「出演をして歌を歌うときは昔を思い出します。やっぱり仲間と歌うことは楽しいですね」と、演奏会を楽しんだ様子だった。

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 創立メンバーの越川嗣郎さん(昭和42年度商学部卒)は「創立当時のことを鮮明に覚えています。本日このような形で昔の仲間と再会でき大変嬉しく思います。創立メンバーとして、よくここまで後輩達が合唱団を導いてきてくれたなと感激しております」と創設時を振り返ると共に、記念演奏会の開催を祝福した。

 また中田友一名誉教授は「私が合唱団を受け継いだのが第16回の演奏会でした。第1回があるからこそ、16回が開催でき、そして本日50回目を開催することができました。同窓会のメンバーがいてこその今であり、心から感謝しています」と同窓会メンバーに感謝の言葉を伝えた。混声合唱団の現顧問である柳沢昌紀文学部教授は「本日はたくさんの卒業生の方々がいらっしゃっています。この演奏会は皆様にとって"帰ってくる場所"でもあります。50回で終わりではないので、これからいかに先に続けていくかが大切だと感じております」と同窓会にとっても大切な場所であることを述べ、混声合唱団の将来に期待を込めた。

 安村仁志学長は「混声合唱団は入学式や卒業式での演奏や日頃もガレリアステージでの演奏でハーモニーを奏でてくれる、大学にとっても大切な存在です。今後はもっと団員が増えて、大学を盛り上げてくれることを願っています」と混声合唱団に感謝の意を述べた。

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 公演終了後の記念パーティーでは在団生、卒業生含む110人以上が参加し、第50回記念演奏会の開催を祝った。同窓会メンバーと在団生で合唱をする場面も見られるなど記念演奏会からパーティーまで歌で溢れる1日になった。

2019/02/27

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