冬季リーダーズキャンプに文化会員213人
次世代リーダー目指し他部員との交流図る

　文化会は、2月22から24日までの3日間、石川県にて、「平成27年度冬季リーダーズキャンプ」を開催しました。本活動は「次世代のリーダーを育成し、普段関わることのない他部活の人と交流をする」という目的で行われるものです。今回のリーダーズキャンプでは213人の学生が参加し、会議・イベントを行いました。

　1日目はバス移動が時間の大半を占めましたが、バス内でのレクリエーションなどを通して交流なども活発的に行われました。宿泊先のホテルでは役職別会議として、部長・会計の会議ではそれぞれの役職の今後についての話し合いを行いました。「後輩への適切な指導の仕方～叱り方編～」というテーマで話し合った一般会議では、初の実演方式でのグループ発表という形にしました。発表者を誰にするかという決め方も含め、例年よりも1・2年生の会議での積極的な発言も増えました。「来年度に新しく新入部員が入った際の後輩への接し方がわかった」といった1年生の感想をもらいました。

　2日目には、金沢市の兼六園の散策を行いました。日本三名園の一つである兼六園は風情ある美しい景観を中心として様々なお店が並んでいました。普段ではなかなか味わえないような、ご当地ならではの食べ物なども大いに楽しむことができたのではないかと思います。

　また、夕食時には1年生による出し物などが行われ、場を盛り上げるとともに、学年・性別・部活の枠を越えての交流が行われました。出し物によって1年生同士の交流も深まったのではと思います。　

　3日目は、滋賀県長浜にて陶芸品作り体験と散策を行いました。陶芸品作り体験は、初めて体験するという参加者がほとんどでした。そんな中で、「楽しかった」「いい経験になった」という声がとても多くみられ、貴重な時間を過ごすことができました。長浜の散策では、2日目の兼六園散策から引き続き「役員ポーカー」というレクリエーションを行いました。観光をしながらも役員とレクをすることよって非常に盛り上がりました。

　今回のリーダーズキャンプでは、200人を超える文化会員が参加し、大所帯でのリーダーズキャンプとなりました。そんな中で、自分にはないものの見方、考え方を少しでも吸収できたのでは、と考えています。後日回収したアンケートでも「初参加だったけど楽しかった。また参加したい」「他部活や違うキャンパスの人とも交流できて良かった」などと回答がたくさん寄せられると共に次回の夏季リーダーズキャンプでは、新1年生はもちろんより一層全員が楽しめ、交流できるようなレクリエーションやイベントを増やし、今回よりももっと有意義のあるリーダーズキャンプを企画したいと思います。

　（企画運営局長・法学部法律学科3年　小西達也）