2020年度スポーツ科学部創作ダンス発表会を開催

 スポーツ科学部創作ダンス発表会が12月23日、豊田市民文化会館で開催され、今年は、新型コロナウイルス感染対策のため、大学関係者限定の開催となった。

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 発表会は、春・秋学期に「スポーツ実技(ダンス)」や「体育実技指導法(ダンス)」を履修した学生や演技系クラブなど18グループが出演し、創作ダンスやチアリーディング、よさこいのクラブである晴地舞(はちまえ)の作品など、迫力ある演技が披露された。また、春学期オンライン授業となった「スポーツ実技(ダンス)」を履修した学生約120人は、シンガソングライターの川原光貴さん(2010年度体育学部卒)からの提供楽曲「キミガイルカラ」をテーマに、観客席まで広がり圧巻の演技をした。

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「キミガイルカラ」 晴地舞「玻澄」

「キミガイルカラ」は、授業に講師として参加するなどの川原さんの協力のもと、同授業の課題曲として履修者全員が取り組んだ作品であった。それぞれの作品は、ダンスのテクニックや構成はもちろん照明演出なども工夫されており、観覧者は1作品が終わるごとに大きな拍手を送っていた。

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チアリーディング部

 授業担当代表の和光理奈講師(スポーツ科学部)は「学びを止めることなく今日を迎えられたのは、学生の生きる力、ご家族のご理解とご協力、そして学内外からのさまざまなサポートのおかげです。依然として困難な日常生活は続いていますが、コロナ禍に立ち向かい、ポストコロナ時代にも前進するであろうスポーツ科学部生の未来に期待しています」。創作ダンス発表会実行委員長の小田琴音さん(スポーツ科学部4年)は、「例年とは異なった授業形態の中で、さまざまな思いを抱えながらも、私たちは『ダンス』に向き合ってきました。創作ダンスは自分たちの感じたことや思いを自由に表現することができ、言葉がなくても身体表現を通して繋がる力を持っています。学生の思いやパワーが詰まった『ダンス』を通して、1人でも多くの方に感動や希望を与えられたら嬉しいです」と語った。

2021/01/08

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