中京大学経済学部×三重銀行 企業人による講義を実施

 中京大学経済学部は10月22日、三十三フィナンシャルグループのグループ企業である三重銀行の派遣講師による講義を中京大学名古屋キャンパスで実施し、釜田公良教授と齊藤由里恵准教授が指導するゼミ学生約30人が受講した。

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 本講義は、一般社団法人中部経済連合会(中経連)の産学共創によるキャリア教育(人材育成)実践策「キャリア教育共創プログラム」の一環として実施。「企業が求める人物像・働き方」をテーマにしており、社会人として必要な意識・職業観の醸成を目的としている。

 講師は三重銀行人事部の西川潤さんが務め、西川さんが銀行のビジネスモデルや地方銀行の使命について講義した。銀行員として活躍するために大切なこととして西川さんは「地域やお客さま、会社のためにという貢献意識、金融のプロとして正しい知識をもつ責任感、昨日の自分よりもできることを一つでも増やして成長し続けるという向上心です」と話した。

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講師を務めた西川さん

 また、三十三フィナンシャルグループとして大切にしていることとして「人間力×知識です。人間力とは、お客さまから選ばれて信頼を築く力です。知識はお客さまの相談事を解決するために必要です。どちらか片方が0であったら意味がなく、どちらも必要だからかけ算で表現しています」と話し、「銀行は研修制度がしっかりしているので、知識は後からでも身に付けられます。今はいろいろな人と会話してコミュニケーションを取って人間力を磨きましょう。就職活動では、さまざまな立場の大人と話す機会があるので、その中で「こんな人間になりたい、なりたくない」という感性を磨きましょう。そうすると、就職活動の時間が有意義な時間になります」とアドバイスを送った。

 講義終盤は質疑応答の時間が設けられ、学生たちは、採用担当を務める西川さんに対して「採用試験の際に学生を選ぶ基準は何ですか」、「在学中に資格を取得していた方が選考に有利にはたらきますか」など就職活動に関係する質問をした。

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質疑応答の様子

 西川さんは「選考基準は業種や企業、担当者によると思いますが、さまざまな業種の採用担当者の話を聞くと、意外と素直さを見ていると思います。どの企業で働くにしても、まずは指示されたことを素直に受け入れてやってみるという姿勢が社会人になるうえで大事だと思うので、素直さを大事にしてください」、「資格を取得するために努力したことは素晴らしいことですが、資格の有無が選考に有利にはたらくとは限りません。資格は入社後も取得できるので、まずは人間力を磨きましょう」と学生たちの質問に答えた。

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