工学部濱川研究室 情報処理学会第187回 ヒューマンコンピュータインタラクション研究会で学生奨励賞を受賞

 工学部濱川礼研究室に所属していた小林龍成さん(2019年度卒、ベックマン・コールター株式会社)は、3月16、17日に行われた情報処理学会第187回 ヒューマンコンピュータインタラクション研究会(オンライン発表)で「現実空間への漫画エフェクト投影システムの提案」(主共著者は田代琉人さん(2019年度卒、Sky株式会社)、長谷川稜馬さん(2019年度卒、株式会社デンソーテン))を発表し学生奨励賞を受賞した。

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学生奨励賞の賞状

 発表したシステム名は「世界は漫画でできている - セカマン」。ヘッドマウントディスプレイHoloLensを使うと世の中が全部漫画に見えてしまうシステムで、外界を漫画的なタッチにし、発話も音声認識によりリアルタイムで吹き出しにして、さらには機械学習を用いてオノマトペを自動的に付加している。

 COVID-19のため会場での発表ではなくオンライン発表で行われたが、発表姿自体をこのシステムを使ってオンラインで流したところ非常にインパクトがある発表となり、多数の視聴者から評価を得た。

 http://www.sighci.jp/

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研究開発当時の3人。(右から)小林さん、長谷川さん、田代さん オンラインの視聴者に見える画面(+スライド情報)

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オンライン発表の様子 実際とHoloLensを通して見える画像の比較

2020/04/21

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